「パラサイト 半地下の家族」が米外国語映画歴代興収トップ10入り確実
2019年12月18日 13:00

[映画.com ニュース] 今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)が、全米で快進撃を続けている。
同作は10月11日にわずか3館で上映を開始し、公開10週に突入した現在では全米306館に拡大して上映している。これまでの興行収入は2030万ドル。全米歴代外国語映画興収第10位のフランス映画「Mr.レディ Mr.マダム」(1978)の2042万ドルを抜くのは確実だ。
作品に対する評価の高さに加え、ゴールデングローブ賞の3部門ノミネートなど、各映画賞で話題を集めていることが要因といえる。また、ポン・ジュノ監督も米人気トーク番組「トゥナイト・ショー」にゲスト出演するなど、米メディアの取材を積極的に受けていることも効を奏しているようだ。
ちなみに、全米歴代外国語映画興収ベストテンは以下の通り。
2位:「ライフ・イズ・ビューティフル」 5756万ドル
3位:「HERO」 5371万ドル
4位:「Instruction Not Included」 4446万ドル
5位:「パンズ・ラビリンス」 3763万ドル
6位:「アメリ」 3322万ドル
7位:「SPIRIT」 2463万ドル
8位:「イル・ポスティーノ」 2184万ドル
9位:「赤い薔薇ソースの伝説」 2166万ドル
10位:「Mr.レディ Mr.マダム」 2042万ドル
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