R・レイノルズ&W・フェレルの実写ミュージカル映画「クリスマス・キャロル」をアップル獲得
2019年10月10日 13:00
[映画.com ニュース] 英文豪チャールズ・ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」をもとにしたライアン・レイノルズ&ウィル・フェレル主演の新作実写ミュージカル映画を、米アップルが獲得することがわかった。米バラエティによれば、Netflix、ワーナー・ブラザース、パラマウント・ピクチャーズといった各社と争奪戦を繰り広げたアップルは超高額を提示し、交渉の最終段階に入っているという。
新作は「パパVS新しいパパ」(マーク・ウォールバーグ&フェレル主演)のショーン・アンダースとジョン・モリスが共同脚本・監督を務める。1843年の小説「クリスマス・キャロル」は、19世紀のロンドンを舞台に、守銭奴スクルージが過去、現在、未来の3人のクリスマスの亡霊とともに時間旅行をすることによって改心していく姿が描かれるファンタジー。これまでにビル・マーレイ主演「3人のゴースト」(88)や、マイケル・ケイン主演「クリスマス・キャロル(1992)」など、何度も映像化されている。
新作は、フェレルの製作会社グロリア・サンチェスと、レイノルズの製作会社マキシマム・エフォート、アンダース、モリスがプロデュースする。
フェレルは、今年全米公開され好評を集めた「Booksmart(原題)」(オリビア・ワイルド監督)と「Hustlers(原題)」(ジェニファー・ロペス主演)でプロデュースを手がけた。レイノルズは、マイケル・ベイ監督の新作アクションスリラー「6 Underground(原題)」に主演しており、12月13日から全米公開される。