劇団ひとりが熱弁する「ジョーカー」特別映像公開!あの名優の役柄にも言及
2019年9月6日 18:00

[映画.com ニュース]DCコミックス「バットマン」シリーズに登場する悪役の誕生秘話を描く「ジョーカー」の特別映像が公開された。“ジョーカー大好き”だというお笑い芸人の劇団ひとりが本作を鑑賞し、「僕は歴代のジョーカーで一番好き、やっぱかっこいい!」と太鼓判を押している。
ジャック・ニコルソン(「バットマン」)、故ヒース・レジャーさん(「ダークナイト」)、ジャレッド・レト(「スーサイド・スクワッド」)といった名優が演じてきた“巨悪”ジョーカー。本作では、孤独だが心優しい男・アーサーが、“悪のカリスマ”ジョーカーに変貌を遂げていくさまが描かれる。
ホアキン・フェニックスがアーサー役で主演を務め、ロバート・デ・ニーロらが共演。「ハングオーバー!」シリーズのトッド・フィリップス監督がメガホン、「ザ・ファイター」のスコット・シルバーが共同脚本として名を連ねている。現在開催中の第76回ベネチア国際映画祭では、上映後8分間のスタンディングオベーションが沸き起こり、フェニックスの神がかった演技が絶賛されている。

劇団ひとりは、孤独だが心優しいアーサーがジョーカーに変貌していく展開について「なぜこうなったのか、理由が明らかになっていく。こんなめちゃくちゃな奴になんで感情移入してんだろう」と振り返り、「愛おしく思える瞬間が何カ所かありました。もちろん、悪い奴になってしまうことは確かなので、“アーサーがジョーカーになってしまってもしょうがないよね”とは言えません。でも、おかしいかもしれませんけど、アーサーに共感してしまうところもあって……」と、心を打たれたようだ。
さらに、「ジョーカーの弱い部分がフィーチャーされていて、それによってよりジョーカーの存在がリアルに感じられた。ジョーカーも我々と同じ人間なんだな、と感じました」とこれまでのイメージを覆すようなストーリーに触れ、「『キング・オブ・コメディ』という名作を生んだロバート・デ・ニーロが大物コメディアンとして出ている。(この作品で)ジョーカーはコメディアンで、憧れてるのがロバート・デ・ニーロ演じる大物コメディアン。それがうまくリンクしていて、見事でしたね」と、映画ファン目線での楽しみ方も語った。
「ジョーカー」は10月4日から日米同時公開。
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
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