米ディズニー、フォックス傘下のアニメスタジオ再建に着手
2019年8月21日 11:00

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーが、アニメ会社ブルースカイ・スタジオの再建に着手したと米バラエティが報じている。
ブルースカイは、「アイス・エイジ」シリーズや「I LOVE スヌーピー THE PEANUT MOVIE」などで知られる、20世紀フォックスアニメーション傘下のCGアニメ製作会社。今年3月に完了した21世紀フォックスの巨額買収によって、ディズニーは同社を獲得している。ピクサーとウォルト・ディズニーという名門アニメーション・スタジオ2社を抱えるディズニーだけに、ブルースカイ閉鎖の可能性も取り沙汰されていたが、再建の道を選んだようだ。
ウォルト・ディズニーの社長を務めていたアンドリュー・ミルスタイン氏がこのほど、ブルースカイの社長に就任。これまでトップを務めていたロバート・ベアード氏と共同で社長を務めることになる。「ベイマックス」や「フェルディナンド」の脚本家としても知られるベアード氏がクリエイティブ面を担当し、ミルスタイン氏がビジネス面を率いることになるという。さらに、ピクサー・アニメーション・スタジオのジム・モリス社長が、ブルースカイのコンサルタントを務めることになる。
一方、ミルスタイン氏が抜けたディズニーでは、「ズートピア」「リロ&スティッチ」などを手がけたプロデューサー、クラーク・スペンサー氏が社長に昇格。チーフ・クリエイティブ・オフィサーのジェニファー・リー監督(「アナと雪の女王」)と共同で同社の舵取りをすることになるようだ。
比較的低予算のアニメ作品でヒットを飛ばすことで知られていたブルースカイだが、ディズニーとピクサーの力を借りて、どのように変貌するのかに注目が集まる。同社は現在、ウィル・スミスとトム・ホランドが声の出演をするコメディ「Spies in Disguise(原題)」とグラフィックノベル原作の「Nimona(原題)」を製作中だ。

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