夏帆&妻夫木聡、濃厚ラブシーンに挑む!問題作「Red」映画化で初共演
2019年8月21日 11:00

[映画.com ニュース] 女優の夏帆と俳優の妻夫木聡が、直木賞作家・島本理生氏の問題作を三島有紀子監督のメガホンで映画化する「Red」で初共演し、濃厚なラブシーンに挑んでいたことがわかった。
夏帆が演じる主人公は、平凡な結婚をし可愛い娘に恵まれ、“何も問題のない生活”を過ごしていたはずの村主塔子。10年ぶりに再会した昔の恋人・鞍田秋彦に心の隙間に悪魔のように入り込まれ、その運命は予想もしない方向へと走り出していく。
是枝裕和監督、黒沢清監督、瀬々敬久監督ら多くの映画人の寵愛を受けてきた夏帆は、鞍田の危険な求愛に心を激しく揺り動かされる女性を繊細かつ大胆に演じ、更なる新境地を開拓する。今作で描かれる濃密な恋愛映画への出演は初となるが、「三島監督からこの題材を私で撮りたいとお話を頂いた時、監督の覚悟を感じました。妻夫木さんとは初めて共演させて頂きましたが、お芝居をしている時もそうでない時も、役柄と同じように大きな愛でずっと守ってくださっている感覚があり、とても心強かったです」とコメントを寄せている。
一方の妻夫木は、「来年40歳を迎える年で、そろそろ大人の恋愛をお芝居の中で表現できるようになりたいと考えていた時に、いつかお仕事をご一緒したかった三島監督からお話を頂いて、この巡り合わせがとても嬉しかったです」と明かす。そして「撮影中は、この映画自体に恋愛しているような感覚で、夏帆さんと一緒に作り上げていきました。『Red』は理屈じゃない、人間の本能的な部分に問いかけてくるようなお話だと思います」と手応えのほどをうかがわせている。
映画化に際し、原作者の島本氏は「社会的にはあっけなく否定されてしまうような男女の関係を、それでも切実な恋愛として表現してほしいと願ったとき、夏帆さんと妻夫木聡さんというキャスティングに大きな期待と喜びを覚えました」と胸中を吐露している。撮影は関東近郊と新潟で行われ、8月末に完成を予定している。
「Red」は、2020年2月に全国で公開。
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