ビートルズ楽曲が彩る、ビートルズが存在しない世界? 「イエスタデイ」予告&ポスター完成
2019年7月18日 08:00
[映画.com ニュース] オスカー監督ダニー・ボイルの最新作「イエスタデイ」の予告編とポスタービジュアルがお披露目された。映像には、伝説のバンド「ザ・ビートルズ」が存在しないという衝撃の世界が、名曲の数々にのせてポップに切り取られている。
ボイル監督が「これはザ・ビートルズへのラブレターだ」と語る物語の主人公ジャックは、イギリスの小さな海辺の町に住む悩めるシンガーソングライター。幼なじみで親友のエリーから献身的に支えられているが全く売れず、音楽で有名になりたいという自分の夢に限界を感じていた。ある日、世界規模で瞬間的な停電が起こり、交通事故に遭ってしまうジャック。昏睡状態から目を覚ますと、「ザ・ビートルズ」が存在しないという不思議な世界に迷いこんでしまったことを知る。
予告編は、ジャックが名曲「イエスタデイ」「レット・イット・ビー」を披露するも、エリーに「誰の曲?」と聞き返されてしまう“ありえない世界”を映し出す。やがて、オリジナルソングとして発表した「ザ・ビートルズ」の楽曲が、ジャックをスターダムへと押し上げていく。世界が熱狂する一方で、観客を前に戸惑うジャックや「住む世界が違う」と寂しげに呟くエリーの姿も活写。さらに、本人役で出演する世界的アーティスト、エド・シーランが、ジャックの友人に「ラップはやめた方が……」とまさかのダメ出しを食らう、コミカルなシーンも切り取られている。
日本だけ特別に許可されたオリジナルデザインのポスターは、「ザ・ビートルズ」のアルバムジャケットでおなじみの“あの道”を歩くジャックとエリーをとらえたもの。楽しげな足どりのエリーとは対照的に、ギターを背負うジャックは心ここにあらずという表情を浮かべている。
「トレインスポッティング」「スラムドッグ$ミリオネア」で知られるボイル監督と、「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」などイギリスを代表するロマンチックコメディを手掛けてきた脚本家リチャード・カーティスがタッグを組んだ本作。新人ハイムシュ・パテルがジャックを演じ、「ベイビー・ドライバー」「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」のリリー・ジェームズがエリーに扮する。
「イエスタデイ」は、10月11日から全国で公開。
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