「千と千尋の神隠し」中国で封切り!「トイ・ストーリー4」を超えて初日興収トップに
2019年6月24日 16:35

[映画.com ニュース] スタジオジブリ製作の長編アニメーション映画「千と千尋の神隠し」が6月21日(現地時間)、中国で劇場公開を迎え、同日に封切られた「トイ・ストーリー4」(日本公開:7月12日)の興行収入を大幅に上回ったことがわかった。
宮崎駿監督が2001年に発表した本作は、両親と地方都市に引っ越す途中、異世界へと迷い込んだ10歳の少女・千尋(声:柊瑠美)が、魔女・湯婆婆(声:夏木マリ)が経営する“神さまのための銭湯”で働きながら成長する姿を描いた。第52回ベルリン国際映画祭では、アニメーション作品初の金熊賞を受賞し、第75回アカデミー賞でも長編アニメーション賞を獲得した。
中国のエンタメサイト「猫眼票房」によれば、初日の興行収入は5587万元(約8億9000万円)をマークして首位に。週末3日間の成績は、1億9200万元(約30億7000万円)という結果になっている。一方「トイ・ストーリー4」は、初日興収が1786万元(約2億8600万円)、週末3日間では9086万元(14億5000万円)。つまり、初日興行収入に焦点を当てれば「トイ・ストーリー4」の3倍の興収を稼ぎ出し、週末3日間の成績は「君の名は。」の2億8700万元(約45億9000万円)、「STAND BY ME ドラえもん」の2億1178万元(約33億7000万円)に次ぐ、日本映画歴代3位となった。

中国で初めて劇場公開されたジブリ作品「となりのトトロ」(18年12月14日公開)は初日興収が1875万元(約3億円)、週末3日間は8963万元(約14億3000万円)、最終興収は1億7368万元(27億6000万円)。ジブリ作品への関心は高いようで、「千と千尋の神隠し」の最終興収は、3億元(約48億円)以上になると予想されている。
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