【全米映画ランキング】「メン・イン・ブラック:インターナショナル」がV 「シャフト」は6位デビュー
2019年6月18日 14:15

[映画.com ニュース]2本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、「メン・イン・ブラック インターナショナル」が約2850万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作はトミー・リー・ジョーンズ&ウィル・スミス主演で3本製作された人気SFアクションコメディのスピンオフ。舞台を欧州や北アフリカに移してMIBロンドン支部のトップエージェントHと、ニューヨーク・ブルックリン出身の新米女性エージェントMの活躍が描かれる。出演はエージェントHにクリス・ヘムズワース、エージェントMにテッサ・トンプソンの「マイティ・ソー バトルロイヤル」コンビに、リーアム・ニーソン、レベッカ・ファーガソン、エマ・トンプソン。シリーズ前3作を手がけたバリー・ソネンフェルドに代わってメガホンをとったのは「ストレイト・アウタ・コンプトン」「ワイルド・スピード ICE BREAK」のF・ゲイリー・グレイ。
2位は前週首位の「ペット2」で累計は約9200万ドルに。3位の実写版「アラジン」は好調をキープして約1700万ドルの興収。累計は約2億6400万ドル、全世界興収は約7億2700万ドルに。
約830万ドルのOP興収で6位デビューとなったのは、サミュエル・L・ジャクソン主演のアクションコメディ「シャフト」。リチャード・ラウンドトゥリー主演のブラックスプロイテーション映画「黒いジャガー」(1971)をジャクソン主演でリメイクした「シャフト」(2000年)の続編。親友の死亡事件を調査するMIT出身のFBIエージェント、ジョン・シャフト・Jr.は疎遠になっていた私立探偵の父親ジョン・シャフト2世(ジャクソン)に協力を求め共同で捜査を開始すると、探偵を引退した祖父ジョン・シャフト(ラウンドトゥリー)まで加わり……というストーリー。息子・父・祖父の3世代のシャフトが登場する内容ながら批評・興行ともにパッとしないスタートとなってしまった。出演はジャクソン&ラウンドトゥリーに、ジェシー・アッシャー(=ジョン・シャフト・Jr.)、レジーナ・ホール。監督は「ファンタスティック・フォー(2005)」や「ライド・アロング 相棒見習い」のティム・ストーリー。日本ではNetflixで6月28日より配信予定。
その他、エマ・トンプソンとミンディ・カリング主演でTVトークショー番組の裏側を描いたコメディドラマ「Late Night」が拡大公開により17位から9位にランクイン。
また、今年のカンヌ国際映画祭のオープニング作品「The Dead Don't Die」が約600サイトでの公開で約250万ドルを稼ぎ圏外12位に。ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、スティーブ・ブシェーミ、クロエ・セビニー、ダニー・グローバー、トム・ウェイツ、セレーナ・ゴメスら豪華スター共演によるジム・ジャームッシュ監督のR指定ゾンビ映画だったが、絶賛レビューはそれほど多く集まらなかった。
今週末はディズニー/ピクサーの新作「トイ・ストーリー4」に、リュック・ベッソン監督のアクション「Anna」(サーシャ・ルス、ヘレン・ミレン、ルーク・エバンス、キリアン・マーフィ出演)、リブート版「チャイルド・プレイ」などが公開となる。
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