「羅生門」「雨月物語」「赤線地帯」など11本「京マチ子映画祭」8月2日から追悼上映
2019年6月7日 09:00

[映画.com ニュース]第12回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した黒澤明監督の「羅生門」をはじめ、大映の看板女優として知られ、今年5月12日に95歳で死去した京マチ子さんを偲び、8月2日からYEBISU GARDEN CINEMAで「京マチ子映画祭」の追悼上映が行われる。
2019年は京さんのデビュー70周年を記念し、代表作を紹介する「京マチ子映画祭」が2月に開催され、現在全国で順次上映している。今回の追悼上映では、「羅生門」(黒澤明監督)、「雨月物語」(溝口健二監督/4K修復版)、「地獄門」(衣笠貞之助監督)、「赤線地帯」(溝口健二監督/4K修復版 国内初上映)、「鍵(1959)」(市川崑監督)、「浮草」(小津安二郎監督/4K修復版)、「黒蜥蜴(1962)」(井上梅次監督)、「偽れる盛装」(吉村公三郎監督)、「細雪(1959)」(島耕二監督)、「いとはん物語」(伊藤大輔)に加え、京マチ子映画祭のラインナップに入っていなかった「穴(1957)」(市川崑監督)を加えた11本を上映する。
大映のトップ女優として君臨した京さんは、「羅生門」のほか、「雨月物語」でベネチア国際映画祭準グランプリ、「地獄門」ではカンヌ国際映画祭グランプリを受賞するなど、出演作が相次いで国際映画祭を制し、「グランプリ女優」と呼ばれた。日本のいずれの女優とも一線を画した存在の京さんの輝かしい偉業を、大スクリーンで堪能できる貴重な機会だ。
「京マチ子映画祭」(http://cinemakadokawa.jp/kyomachi-70/)は全国順次上映中。追悼上映は8月2日からYEBISU GARDEN CINEMAで開催。
(C)1950 KADOKAWA PICTURES, INC.
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