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オスカー2度受賞の脚本家アルビン・サージェントさん死去

2019年5月16日 19:00

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[映画.com ニュース] 「ジュリア」「普通の人々」で2度アカデミー賞を受賞した名脚本家アルビン・サージェント氏が5月9日(現地時間)、死去していたことがわかった。92歳だった。

米フィラデルフィア生まれのサージェント氏は1960年代前半、「裸の町」「ベン・ケーシー」「ルート66」などの米人気テレビドラマで脚本を担当したのち、ロナルド・ニーム監督のアクションコメディ「泥棒貴族」の脚色で映画界に進出。グレゴリー・ペック主演の西部劇「レッド・ムーン」、アラン・J・パクラ監督、ライザ・ミネリ主演の恋愛ドラマ「くちづけ」を経て73年、禁酒法時代を舞台に本当の父娘か分からない男と少女の陽気なペテン旅行を描いた傑作ロードムービー「ペーパー・ムーン」(ピーター・ボグダノビッチ監督)でアカデミー賞脚色賞にノミネートを果たした。そして、アメリカ演劇界を代表する女流劇作家リリアン・ヘルマンの回顧録をフレッド・ジンネマン監督、ジェーン・フォンダ主演で映画化した「ジュリア」でアカデミー賞脚色賞を受賞。80年には名優ロバート・レッドフォードの監督デビュー作で、作品賞を含むアカデミー賞4部門を制した傑作ヒューマンドラマ「普通の人々」で、再び同賞に輝いた。

以降も、バーブラ・ストライサンドが製作・主演・音楽の3役を兼ねた「ナッツ」(87)、「僕の美しい人だから」(90)、「アザー・ピープルズ・マネー」(91)、「僕のボーガス」(97)、奔放な母とクールな娘の自立と成長を描いたヒューマンドラマ「地上より何処かで」(99)、リチャード・ギアダイアン・レイン共演の官能サスペンス「運命の女」(2002)など、幅広いジャンルの映画で脚本を手がけたサージェント氏。サム・ライミ監督による「スパイダーマン」3部作の1作目でリライトを担当したのがきっかけで、続く「スパイダーマン2」(04)と「スパイダーマン3」(07)では脚本を執筆。アンドリュー・ガーフィールドを主演に迎え、マーク・ウェブ監督がメガホンをとったリブート版シリーズ第1作「アメイジング・スパイダーマン」(12)の脚本が、最後の仕事となった。


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