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佐藤健×鈴木亮平×松岡茉優×田中裕子! 白石和彌監督新作で“至高の家族の絆”紡ぐ

2019年3月29日 05:00

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白石和彌監督とのタッグに興奮、歓喜、感謝
白石和彌監督とのタッグに興奮、歓喜、感謝
(C)2019「ひとよ」製作委員会

[映画.com ニュース] 注目の劇作家・桑原裕子氏率いる劇団KAKUTAの代表作「ひとよ」が実写映画化されることがわかった。主演は佐藤健が務め、共演に鈴木亮平松岡茉優田中裕子が名を連ねる。“俳優たちが最もタッグを熱望する映画監督”の1人である白石和彌(「凶悪」「孤狼の血」など)がメガホンをとり、至高の家族の絆を描出していく。

稲村家に起きた一夜の事件……、それは、母と三兄妹の運命を大きく狂わせた。一家は惨劇に囚われたまま別々の人生を歩み、15年後に再会。葛藤と戸惑いのなか、崩壊した絆を取り戻そうともがき続ける。抗うことのできなかった、家族の岐路。時を経て向き合った一家がたどり着く先とは……。

映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」やドラマ「半分、青い。」「義母と娘のブルース」などに出演し、幅広い世代から支持される佐藤。事件により稲村家から離れ、東京でうだつの上がらないフリーライターとして糊口をしのぐ次男・雄二役で主演する。撮影は5月から始まるが「非常に楽しみです。白石監督の作品はほとんど見させてもらっていますが、ぜひいつかご一緒できたらと思っていた方ですので、今回は念願が叶いました」といい、「素晴らしい脚本、共演者、スタッフの皆様との仕事ということで、僕が気負い過ぎずとも良い映画になるであろうというある種の確信をすでに持っておりますが、こんな環境で映画作りに励めることを当然と思わずに、幸せを噛み締めながらも精進していく撮影期間であればと思います」と静かに闘志を燃やしている。

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さらにNHK大河「西郷どん」の鈴木は、長男の大樹役。町の電気屋に勤務し、三兄妹で唯一自身の家庭を持つが夫婦関係に思い悩み、幼少期より人とのコミュニケーションに苦手意識を持つ役どころだ。「複雑な家族の関係、過去の事件と妻子への思い、吃音の症状。この作品は自分にとって大きな挑戦になるだろうことを今から確信しています。と同時に、この役を『鈴木にやらせてみたい』と思っていただけたことに感謝しています」と語り、「白石監督、そして素晴らしい共演者の方々と、丁寧に、時に乱暴に心を通い合わせ、皆さんの心に突き刺さる『ひとよ』を作り上げていきたいと思います」と誓った。

勝手にふるえてろ」「万引き家族」など目覚ましい活躍をみせる松岡は、事件によって美容師になる夢を諦め、スナックで働きながら生計を立てる園子に扮する。「熱い視線でずっと作品を追っていた白石和彌監督とご一緒させて頂けることは私にとって大変嬉しいことでありつつも、今の自分は何が出来るのかバレバレになってしまうだろうなと今から眉尻を下げています。己を知れるというのはとても良いことですから、真っ直ぐ向かっていこうと思います」と挑戦の喜びをかみ締め、「家族のお話です。どんな雰囲気になるのか実は想像がつきません。スタッフ、キャストの皆様、宜しくお願い致します。映画ファンの皆様、少し待っていてください」と呼びかけた。

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そして「夜叉」「ホタル」「あなたへ」で知られる名優・田中は、三兄妹の母・こはる役を担う。日本映画界でもトップクラスの表現力を備えた面々が“競演”するだけに、白石監督は「これ以上のない最高のキャストに集まって頂き、少し緊張しています」と武者震いが止まらない様子で、「私自身、この家族がどのような物語を紡いでくれるのか、楽しみで仕方ありません。多くの人の心に突き刺さる作品になるように、毎日を大切にしながら撮影に望みます。楽しみにお待ちください」と述べている。

ひとよ」は、今秋に全国公開予定。

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