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解説

女優で劇作家、演出家の桑原裕子が主宰する「劇団KAKUTA」が2011年に初演した舞台を佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、田中裕子の出演、「孤狼の血」の白石和彌監督のメガホンで映画化。タクシー会社を営む稲村家の母こはるが、愛した夫を殺害した。最愛の3人の子どもたちの幸せのためと信じての犯行だった。こはるは子どもたちに15年後の再会を誓い、家を去った。運命を大きく狂わされた次男・雄二、長男・大樹、長女・園子、残された3人の兄妹は、事件のあったあの晩から、心に抱えた傷を隠しながら人生を歩んでいた。そして15年の月日が流れ、3人のもとに母こはるが帰ってきた。次男役を佐藤、長男役を鈴木、長女役を松岡、母親役を田中がそれぞれ演じるほか、佐々木蔵之介、音尾琢真、筒井真理子らが脇を固める。

2019年製作/123分/PG12/日本
配給:日活

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(C)2019「ひとよ」製作委員会

映画レビュー

4.5ひとよ…一夜、人世、人よ

2019年9月19日
iPhoneアプリから投稿

「ひとよ」一夜、人世、人よ …
たった3文字の言葉なのに、なんて深いタイトルなのだろう。
そして鑑賞後、何日たっても稲村家族のことが忘れられない。

劇団KAKUTAの桑原裕子さんの原作を白石和彌監督が映画化したと知り、居ても立ってもいられなくなった。

震災という出来事で福島を見る目が一夜にして変わってしまったと言う原作者。
復興、再生という言葉が行き交う平成末期の日本で生きてきた私たちだけれど…
失ったものが大きすぎて、魂を深い深い海に置いてきてしまったような虚ろな日々だった。
再生とはなにか?
どう歩み出せばいいのか?
答えのない出口をモヤモヤと何年間も探し求めているみたいに。

一夜の出来事で壊れてしまったタクシー会社の家族。
その姿を通して「再生」について考えさせられるヒューマンドラマ。
俳優陣の演技に魅了され、スクリーンから一瞬たりとも目が離せなかった123分間。

長男鈴木亮平さん、次男佐藤健さん、長女松岡茉優さんという稲村三兄妹。
親に翻弄される波乱に満ちた人生。
それぞれの苦悩や葛藤、そして家族への想いを体当たりの演技で魅せてくれる。
今までみたことがない、奥行きのある3人の演技に目頭が熱くなった。
佐藤健さん演じる雄二の家族との埋められない溝のような距離感が自分と重なって…胸に棘が刺さるみたいに思えた。

そして、母親役の田中裕子さんの存在感。
あの時こうすれば良かったとか、こうしなきゃ良かったとか…人は後悔しがち。
でも、母親こはるの姿を通して子を守るブレない母親像をみせられた。

心に傷を負った家族にスポットを当ててくれた本作の役割はとても大きい。
そう、幸せな家族ばかりが家族じゃない。

子のため夫を殺めた母
”信じ”つづけた長女
”苦しみ”つづけた長男
そして、”許せなかった”次男
…家族の苦しみは何年たってもなかなか終わらない。

でも、蔑まれようがカッコ悪かろうが…そこに生きる家族の姿に再生への〝希望〟がみえた気がする映画。

ああ…またまたハマってしまった白石ワールド。

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紅いりんご飴🍎
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