ビゴ・モーテンセンが監督デビュー!製作、脚本、主演も
2018年10月18日 11:00
[映画.com ニュース] 「ロード・オブ・ザ・リング」「イースタン・プロミス」「はじまりへの旅」などで知られる俳優ビゴ・モーテンセンが、新作「Falling(原題)」で監督デビューを飾ることがわかった。
米バラエティによれば、モーテンセンが自ら脚本を執筆した作品で、息子と年老いた父との関係を描く物語だという。モーテンセンは主役の1人を演じるほか、製作も務める。共演は、ランス・ヘンリクセン(「エイリアン2」)、スベリル・グドナソン(「蜘蛛の巣を払う女」)。
南カリフォルニアで同性パートナーのエリック、養女のモニカと暮らしているジョン・ピーターセン(モーテンセン)のところに、ジョンの父ウィリス(ヘンリクセン)が、リタイア後の終の住処を探すためにやってくる。伝統的で昔ながらの家族観を持つ農夫のウィリスと、しばらく一緒に住むことになったジョンは、異なる考え方により衝突を起こす、というストーリーのようだ。
モーテンセンは、トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞した新作「グリーン・ブック(原題)」(ピーター・ファレリー監督)で、オスカー俳優マハーシャラ・アリとW主演している。本作は、人種差別が残る1960年代の米南部を舞台に、黒人ジャズピアニストと白人運転手の2人が繰り広げる旅を描いたロードムービーで、11月21日から全米公開される。