アカデミー賞外国語映画賞に87カ国が出品 日本代表は「万引き家族」
2018年10月10日 13:05

[映画.com ニュース] アカデミー賞外国語映画賞に世界87カ国が出品したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
史上最多だった昨年の92作品から微減しているが、今年はアフリカのマラウイ共和国(「The Road to Sunrise(英題)」)、ニジェール共和国(「The Wedding Ring(英題)」)が初出品している。全出品作のなかで前評判が高いのは、すでに有名映画祭で話題を集めている非英語作品だ。カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した日本の「万引き家族」(是枝裕和監督)、審査員賞に輝いたレバノンの「Capernaum(英題)」(ナディーン・ラバキー監督)、監督賞受賞のポーランド「Cold War(英題)」(パベウ・パブリコフスキ監督)。さらに、ベネチア国際映画祭金獅子賞を戴冠したメキシコの「Roma」(アルフォンソ・キュアロン監督)などがトップランナーと言える。
さらに、2006年に「善き人のためのソナタ」でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督の新作「Never Look Away(英題)」(ドイツ)、15年に「サウルの息子」で同賞を受賞したネメシュ・ラースロー監督の新作「Sunset(英題)」(ハンガリー)などにも期待が集まる。第91回アカデミー賞ノミネートの発表は19年1月22日、授賞式は2月24日(いずれも現地時間)に行われる。
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