ハリソン・フォード主演「野性の呼び声」にダン・スティーブンス
2018年7月29日 08:00
[映画.com ニュース] ハリソン・フォード主演でアメリカの文豪ジャック・ロンドンの小説を実写映画化する「野性の呼び声 Call of the Wind(原題)」に、「美女と野獣」のダン・スティーブンスが出演することがわかった。
原作となるのは、ロンドンが1903年に発表した不朽の名作小説。ゴールドラッシュに沸く19世紀末の米アラスカを舞台に、数奇な運命のもと極寒の地で犬ぞりチームのリーダー犬となった元飼い犬のバックが、様々な経験を経て内に眠っていた野性に目覚めていくさまを描く。
米バラエティによれば、フォードが演じるのは、金鉱を探し求める旅の途中、瀕死のバックを救ったのをきっかけに飼い主となり、やがて固い絆で結ばれていく探鉱家ジョン・ソーントン役だという。スティーブンスの役柄については「かなり大きな役どころ」というだけで、今のところ詳細は明らかになっていない。
マイケル・グリーン(「LOGAN ローガン」「ブレードランナー 2049」)が脚色を担当、「ヒックとドラゴン」や「クルードさんちのはじめての冒険」など長編アニメの数々を手がけてきたクリス・サンダースが、実写映画で初メガホンをとる本作は、米カリフォルニアで今年9月に撮影開始、2019年12月25日に全米公開を予定している。
主演ドラマ「レギオン」が、好評のうちにシーズン2の放送を終えたばかりのスティーブンスは現在、同ドラマのクリエイター、ノア・ホーリーの長編初監督作「Pale Blue Dot(原題)」の撮影中。その後には、ギャレス・エバンス(「ザ・レイド」シリーズ)監督・脚本によるアクションスリラー「Apostle(原題)」(Netflixで今秋配信予定)が控えている。