クルードさんちのはじめての冒険

アニメにおけるキャラクターは「発明」に近いものだと思うのですが、その点この映画は非常に残念な出来上がり。

ストーリーは文句なし。非常に良く出来た作品で、さすがドリームワークス、「ヒックとドラゴン」の雰囲気を受けついでいるな。と思いました。
が、決定的にダメなのがキャラクターのデザインです。主人公の女の子がまったく可愛くないし、全体的に無骨で粗野な外見、原始人だから当たり前ですが、可愛くない主人公でも、宮崎アニメなどはすんなりと目に入ってくるので、そのへんの造形が良くないのだと思います。
そのキャラが独り立ちして、映画を引っ張る存在になれば内容そっちのけで動員につながるのですが、今作は劇場未公開になったようですね。
「ヒックとドラゴン２」もまさかの未公開にならないことを祈ります。

2014.8.19

原始時代をパワフルに生き抜くクルード一家の物語。或る夜、逞しく育った少女イープが利発な青年ガイと出逢う…。

個性豊かなキャラクター達が魅力的で、色彩も美しく、次々と登場するユニークな生き物達も楽しめる。

「動きは速く、声はデカく！」朝飯フォーメーションのクルード一家のワンチームぶりが凄過ぎる👀
父親のボヤキ、タフ過ぎるおばあちゃん、ガイのとぼけた表情やリアクションも笑える。

終盤、ジンとさせられる場面も。世代を問わず楽しめる作品。

ーくたばっとらんよー
ー1、2、3、4、5、…6 😆
ーあなた達、何者ですかぁ

日テレを録画にて鑑賞　（吹替版）

色使いが綺麗でした。

イープが健康的で生命力が漲り、いい表情してた。

ちょいちょい出す、グラグのおばあちゃん死んでほしい
ニュアンスが笑えるね。

良いも悪いも家長たるオヤジのリーダーシップだな。寺内貫太郎じゃないけど、こういうオヤジ自体が前時代的な存在かもしれない。この作品の時代はそれ以前だけど。
途中で意識不明になったが、ラストでとても前向きなスタイルはアメリカ的と感じた。子らが幼い頃、ドラえもん映画で同じように途中で意識を失って、盛り上がるクライマックスで目覚めたのを思い出してしまった。