「BLEACH」コンセプトアート独占入手!虚(ホロウ)はこうしてデザインされた
2018年7月11日 16:30

[映画.com ニュース] 「週刊少年ジャンプ」の大ヒット漫画を実写映画化した「BLEACH」で、福士蒼汰が演じる主人公・黒崎一護の前に立ちはだかる悪霊「虚(ホロウ)」のコンセプトアートを、映画.comが独占入手した。
「GANTZ」「アイアムアヒーロー」「いぬやしき」の佐藤信介監督が、約1年半もの歳月を費やし、最先端CGと実写を融合させたノンストップ・リアルアクションだけに、敵キャラクターである虚の造形にもこだわり抜いたことがうかがえる。
公開されたコンセプトアートは、フィッシュボーン、ヘキサポダス、そして一護最大の敵となるグランドフィッシャーを描いたもの。形状や能力は多種多様で、人間の魂を食らう存在であり、なおかつ通常の人間では視認できないという虚を、「どのように現実に起こしていくか、そして自分たちのテイストでよみがえらせていくかというプロセスが面白かった」と語る佐藤監督は、虚が「魂」であることから、なまはげや仮面といった祈とうにまつわるアイテムをイメージし、虚の名前から「フィッシュという名前がついているので、魚のようにヌメヌメした素材だろう」と試行錯誤しながら、デザインを絞り込んでいったという。
グランドフィッシャーについては、「荒ぶる獅子(しし)」と表現。体表を覆うモサモサとした質感については「触手をイメージした」と語り、「触手は“束”なので、束ねたりほどいたりすることで現実味があるビジュアルになった」と、デザインの真意を明かしている。
「BLEACH」は、霊が見える高校生・一護(福士)が、突然現れた死神のルキア(杉咲花)から「死神の力」を与えられ、虚との壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。吉沢亮、早乙女太一、MIYAVI、長澤まさみ、江口洋介らも出演。7月20日から全国公開。
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