【全米映画ランキング】「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」がV2
2018年6月5日 16:00

[映画.com ニュース]6月に入った全米ボックスオフィス。先週末は3本の新作がランクインするも、前週首位の「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」が約2920万ドルの興収で首位を守り、V2を果たした。
2週連続首位を飾った同作だが、前週比65%減の落ち込みで累計は1億5000万ドルに満たず、圧倒的な人気を誇ってきた「スター・ウォーズ」フランチャイズの中では過去最低のグロスになる見込み。
2位は先週末日本でも公開された「デッドプール2」。北米の累計は2億5000万ドルを超えたところで、全世界興収は6億ドル目前。
オープニング興収約1100万ドルで初登場3位に入ったのはシャイリーン・ウッドリー&サム・クラフリン共演の「Adrift」。ヨットで航海に出た若い男女が太平洋上でハリケーンに遭いサバイバルを強いられる実話ベースの冒険ドラマ。監督は「2ガンズ」「エベレスト 3D」のバルタザール・コルマウクル。
6位も初登場のSFスリラー「Upgrade」。近未来を舞台に、4人の男に妻を殺され、自らも下半身不随の重傷を負った男が身体にAIチップを埋め込む生体実験を受け、自らを「アップグレード」して復讐する物語。レビューはまずまずで、約1450サイトでの中規模公開ながらOP興収は460万ドルとなった。監督は「ソウ」シリーズのプロデューサー、脚本、俳優で知られ、「インシディアス 序章」(15年)で長編デビューを果たしたリー・ワネル。出演は「スパイダーマン ホームカミング」のローガン・マーシャル=グリーンに「ゲット・アウト」のベティ・ガブリエルほか。
その他、ジョニー・ノックスビル主演のアクションコメディ「Action Point」は初登場9位にランクイン。人気が低迷する弱小テーマパークのオーナーが、近隣に新設された最新アトラクションを備えた遊園地に対抗するため、危険を顧みない興奮度重視のアトラクションを多数開発するが……。「ジャッカス」シリーズでは低評価でも2000万ドル以上のOP興収を維持していたノックスビルだが、今回はレビュー・興行ともに厳しいスタートとなった。
今週末は「オーシャンズ11」シリーズのダニー・オーシャンの妹デビー・オーシャンらの華麗な強盗をサンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイら豪華共演で描く犯罪コメディ「オーシャンズ8」に、ジョディ・フォスター、チャーリー・デイ、デビッド・バウティスタ、ジェフ・ゴールドブラム、ソフィア・ブテラ、ザッカリー・クイント共演の近未来犯罪アクション「Hotel Artemis」、サンダンス映画祭で批評家に絶賛されたA24配給のホラー「Hereditary」(トニ・コレット、ガブリエル・バーン出演)が公開となる。

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