アップグレード

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解説

「パラノーマル・アクティビティ」のジェイソン・ブラムが製作、「インシディアス」シリーズで脚本や監督を務めたリー・ワネルがメガホンを取ったSFアクション。近未来、妻と平和な日々を送っていたグレイは、突如現れた謎の組織によって妻を殺され、自身も全身麻痺となってしまうが、巨大企業の科学者によって実験的に埋め込まれたAIチップ「STEM」の力によって麻痺を克服し、人間を超越した身体能力を手に入れる。グレイは脳内で会話する相棒的存在である「STEM」と協力し、最愛の妻を殺害した謎の組織への復讐を誓う。主人公グレイ役を「プロメテウス」「スパイダーマン ホームカミング」のローガン・マーシャル=グリーンが演じる。

2018年製作/95分/PG12/アメリカ
原題:Upgrade
配給:パルコ
劇場公開日:2019年10月11日

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(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS

映画レビュー

4.0変わり種のSFアクション好きなら見逃せない

2019年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

あちこちで言われているように、本作はまさに「掘り出し物」だ。監督は「インシディアス」シリーズのリー・ワネル、主演は「プロメテウス」のローガン・マーシャル=グリーンと、どちらも超メジャーというほどでもないせいか認知度はやや低いようだが、AIチップを埋め込まれて超人的な身体能力を獲得した主人公が繰り出すアクションが滅法面白い。全身麻痺になった身体をAIが操るという状況を、ロボットダンスに似たカクカクした動きで表現しているのだが、再生速度の絶妙なコントロールにより、格闘ゲームで操作されるキャラクターの動きを実写で再現したような、ちょっとユーモラスで妙に味わいのある活劇になっているのだ。

SF映画としては、「her 世界でひとつの彼女」「マトリックス」「レポゼッション・メン」などに近いテーマや要素を含む。これらの過去作のダークな部分が好きなSFファンなら、本作もきっと気に入るだろう。

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高森 郁哉

4.0近未来をジャストなアイディアとサイズで具現化した、見逃せない「掘り出し物」

2019年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

リー・ワネルといえば、ジェームズ・ワンと共に「ソウ」シリーズをぶち上げた切れ者として知られるが、まさか彼が単独監督としてこれほど腕を上げてるとは驚きだ。メイン画像やポスターからは想像できないアッと驚く世界観がここには詰まっている。

体の自由が利かなくなった男が、体内にAIを埋め込むことで未知なる力を発揮する・・・。あらすじだけを見ればありきたりな感じもするのだが、やがて壮絶なバイオレンス・アクションとなり、一方、脳内で音声ナビしてくれるAIとのバディムービーとしての側面も厚みを増し、そこからさらに物語はツイストする。勘のいい人は先読み可能かもしれないものの、重要なのは語り口。矢継ぎ早に繰り出される展開は見ていて痛快。

低予算の帝王、ジェイソン・ブラムの存在もうまく機能した。物語そのものはこじんまりとしながらも、手頃な箱庭サイズで近未来SFとしての旨味を十二分に引き出している点が最高だ。

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牛津厚信

4.0ナイトライダー+ガンカタ

2023年11月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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つとみ

4.0トランスヒューマニズム

2023年5月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

AIやトランスヒューマニズムに、まつわる話ですが、もう近い未来ありえる話。

『マトリックス』とは話が違うけどカンフー使ってるし、忍者って単語が出てくる。

サイバーパンクと東洋って相性いいんですかね。

3.5と4の間、少し甘めの4です。

まあまあ、といえば、まあまあ…

面白い、といえば、面白い…かな?

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RAIN DOG
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