犬童監督×沢尻エリカ「猫は抱くもの」、上海映画祭コンペ部門に“日本勢唯一”の公式出品!
2018年6月4日 08:00

[映画.com ニュース] 沢尻エリカが約6年ぶりの映画主演を果たし、「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」を手がけた犬童一心監督と組んだ「猫は抱くもの」が、中国・上海で6月16日から25日まで開催される第21回上海国際映画祭コンペティション部門に正式出品(長編劇映画部門)されることが分かった。同部門の入選は、日本映画の長編実写作品として唯一の快挙となる。
元アイドルで“アラサー”の沙織(沢尻)にとって、唯一心を許せる存在は、ペットショップで売れ残っていたロシアンブルーのオス猫・良男(吉沢亮)だけ。沙織から正直な気持ちを語りかけられていた良男は、いつしか自分を人間だと信じ込み、恋人としての役目を果たそうとするが、次第に2人だけの日常に変化が訪れる。
21回目を迎える今回は、世界108カ国から3400本以上のエントリー(うち日本映画は約200本)があったという。本作が出品されるコンペティション部門は、第10回(2007年)に「武士の一分」が最優秀音楽賞(冨田勲)、第19回(2016年)に阪本順治監督「団地」が最優秀女優賞(藤山直美)を受賞している。本作は6月21日に上映され、犬童監督が舞台挨拶を行う予定だ。
今回の出品決定をうけ、犬童監督は「沢尻エリカの野蛮なパワーと吉沢亮のア然とするエレガントが中国の皆さんにどう刺さるか?楽しみです」、主演の沢尻は「『猫は抱くもの』が、コンペティション部門に選ばれ光栄に思います。海外でどのように評価していただけるか、楽しみにしています」と現地の反応に期待を寄せている。
「猫は抱くもの」は、ロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のコムアイらも出演。6月23日から全国公開。
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