ウェス・アンダーソン監督「犬ヶ島」、豪華な日本人声優陣の特別映像が公開
2018年5月15日 17:00

[映画.com ニュース] ウェス・アンダーソン監督が日本を舞台に描いたファンタジーアドベンチャー「犬ヶ島」で、日本人ボイスキャストが声を吹き込んだ登場人物たちにフォーカスした特別映像が公開された。
「グランド・ブダペスト・ホテル」「ムーンライズ・キングダム」のアンダーソン監督が、近未来の日本を舞台に、“ドッグ病”の大流行のため犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの大冒険を描いたストップモーション・アニメーション。アンダーソン監督は、「本作は、様々な要素をひとまとめに混ぜ合わせた完全なるファンタジーですが、実際の日本文化、特に日本映画に魅了されたファンタジーとして、日本人の皆さんが日本らしさを感じてもらえる作品になっていたらと願っています」と語っている。
そんなアンダーソン監督の“日本愛”を象徴するかのように、声優陣には野村訓市、ヨーコ・オノ、RADWIMPS・野田洋次郎、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリ、伊藤晃、高山明ら豪華な日本人キャストがずらり。さらに、世界最大級の映画データベースIMDbには、山田孝之や松田龍平、松田翔太、秋元梢、池田エライザらの名前も記載されている。このほど公開された特別映像には、新聞部員やパンクガール、おばさん、ニュースキャスター、医者、教授、助手、若手科学者たちが登場するが、誰がどの役を担当したかは明かされないため、劇場のエンドロールで“答え合わせ”をするのも一興だ。
本編には、アンダーソン作品の常連組であるビル・マーレイや、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーベイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーリー・エイブラハム、ボブ・バラバン、フランシス・マクドーマンドら、そうそうたるメンバーが声優として参加し、アンダーソン流のイマジネーションあふれる日本にいろどりを添えた。
また、主人公アタリ役の声優に抜てきされた日系カナダ人の子役コーユー・ランキンくんと、犬ヶ島に暮らすゴシップ通の犬ジュピターの声を担当したゴールドブラム、そして本作でベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)に輝いたアンダーソン監督が来日し、5月22日にイベントで舞台挨拶する予定だ。5月25日から全国公開。
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

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