C・ヘムズワース「ホース・ソルジャー」アクションシーンのために保険規約を無視?
2018年5月2日 07:00
[映画.com ニュース] 「アベンジャーズ」のクリス・ヘムズワースが、「パール・ハーバー」「ブラックホーク・ダウン」などを手がけた名プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと組んだ「ホース・ソルジャー」の新たな本編映像が、公開された。
ヘムズワースに加え、「シェイプ・オブ・ウォーター」のマイケル・シャノン、「アントマン&ワスプ」(8月31日公開)のマイケル・ペーニャ、「ムーンライト」のトレバンテ・ローズらが集結。2001年9月11日の同時多発テロで被害を受けたアメリカが最初に行った反撃で、もっとも危険な対テロ戦争の最前線に志願した12人の米陸軍特殊部隊員の知られざる戦いを描く。
特殊部隊員“グリーンベレー”は、戦車やミサイルなど、最新鋭の武器を擁するタリバン(イスラム原理主義組織)と戦うにあたり、“馬”という手段を余儀なくされる。だが、グリーンベレーの皆は乗馬経験がほとんどなく、兵力も圧倒的に劣っている状態。なんとか地元の反タリバン勢力の協力を得るも、戦力差は依然として歴然だった。
本映像では、圧倒的不利な状況を覆すために「敵がミサイルの装てんを行っている間に突撃する」という命がけの作戦に挑んだミッチ(ヘムズワース)が、敵の攻撃にあって落馬し、絶体絶命のピンチに陥る瞬間が描かれる。唯一の活路だった作戦が失敗に終わってしまうのか、ミッチの運命がどうなるのか、見る者の心拍数を上げるシーンとなる。
「アベンジャーズ」シリーズで大成功を収めたへムズワースは「保険の問題があって、乗馬にもスピード制限があったりしたんだよ」と人気スターならではの苦労を打ち明ける。「でも戦いのシーンで、それだとゆっくりすぎて、『これじゃ全然クールじゃないよ』と言って、やりたいようにやったことがあった。おかげで怒られたけどね(笑)」と、作品のために規約を“無視”したという。
「ホース・ソルジャー」は、5月4日から全国公開。