戦車に対抗する手段はまさかの“馬”!衝撃実話「ホース・ソルジャー」本編映像公開
2018年4月24日 07:00
[映画.com ニュース]「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(4月27日公開)が控えるクリス・ヘムズワースが、「パール・ハーバー」「ブラックホーク・ダウン」などを手がけた名プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと組んだ「ホース・ソルジャー」の本編映像が、公開された。
ヘムズワースに加え、「シェイプ・オブ・ウォーター」のマイケル・シャノン、「アントマン」のマイケル・ペーニャ、「ムーンライト」のトレバンテ・ローズらが集結。2001年9月11日の同時多発テロで被害を受けたアメリカが最初に行った反撃で、もっとも危険な対テロ戦争の最前線に志願した12人の米陸軍特殊部隊員の知られざる戦いを描く。
公開されたのは、戦車やミサイルといった最新鋭の武器を持つタリバン(イスラム原理主義組織)に、12人のアメリカ陸軍特殊部隊員“グリーンベレー”、さらに地元の反タリバン勢力がわずかな銃と馬で戦いを挑む戦闘シーン。ミサイルや爆弾の集中砲火をくぐり抜け、兵士たちは敵のリーダーを目指し突撃。近代兵器を恐れぬ勇敢な姿に、敵は恐れをなしていく。
コソボ紛争を追った報道写真家でもあるニコライ・フルシー監督がメガホンをとった本作では、“本物”にこだわり、実際の戦車を稼動させて撮影を敢行。映像では、「ダークタワー」の撮影を手がけたラスムス・ビデベックによる臨場感満点の戦闘シーンが展開しており、地面すれすれ、空撮、手持ちカメラなど、多種多様な撮影方法が組み合わさった臨場感満点のアクションを堪能できる。
へムズワースは「(本作が)実話だと知ったときに驚いたよ。あの兵士たちの存在は、あまり知られていないからね。軍人が騎馬で戦うなんて、まるで第1次世界大戦みたいだ!」と語っている。キャスト陣は、撮影前に厳しい軍事訓練に挑んだそうで、未経験者がほとんどの馬術訓練では、40ポンド(約20キログラム)の重りを背負った状態で馬に乗り、銃を構えるなど、馬を乗りこなせるように徹底的に鍛えたという。
「ホース・ソルジャー」は、5月4日から全国公開。