ウッディ・アレン最新作「女と男の観覧車」、ケイト・ウィンスレットの熱演光る予告公開
2018年4月13日 12:00

「愛を読むひと」のオスカー女優ケイト・ウィンスレット、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」のジャスティン・ティンバーレイク、「ブラック・スキャンダル」のジュノー・テンプルが出演。1950年代、米・ニューヨークのコニーアイランドの遊園地にあるレストランでウェイトレスとして働いている元女優のジニー(ウィンスレット)が事件に巻き込まれていくさまを描く。
夫ハンプティ(ジム・ベルーシ)に隠れて、海岸で監視員のアルバイトをしているミッキー(ティンバーレイク)と不倫を続けるジニー。だが、ギャングと駆け落ちして音信不通になっていたハンプティの娘・キャロライナ(テンプル)が現れたことで、運命の歯車が狂い始める。
予告編では、キャロライナが「ギャングに追われている」と泣きついてきたことから、ハンプティが半狂乱になっていくさま、やがてジニーの心身も追いつめられる姿などが描かれる。アカデミー賞撮影賞に3度輝き、「カフェ・ソサエティ」でもアレン監督とタッグを組んだビットリオ・ストラーロによるコントラストの効いた映像が、次々と転落していく登場人物たちのストーリーとギャップを生み出している。アレン監督らしい知的かつ詩的なセリフも収められ、「君は美しい。悲劇の影が宿っているけど」「自分でも、メロドラマみたいって思わない?」という観客の想像をかき立てる言葉が並ぶ。
ウィンスレットが、心に空虚を抱えたジニーを熱演しており、はかなげに砂浜を歩く姿、精神的に追い詰められ、「ほしいのはスコッチよ!」と絶叫する姿など、1人の女性の光と闇を振れ幅のある演技で表現している。
「女と男の観覧車」は、6月23日から全国公開。
Photo by Jessica Miglio (C)2017 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

愚か者の身分
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました。3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート

てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ

むちゃくちゃすぎておもろい
【この“刺激作”、超オススメ!】“中毒者”爆増中! 世界記録樹立の爆裂ヒット作!!
提供:JCOM株式会社

エグい怖い、そしてむちゃ楽しい――
【ホラー映画史上歴代No.1】まずは映像をごらんください――超人気シリーズ、極限の完結編!!
提供:ワーナー・ブラザース映画