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地味男マット・デイモンが“パリピ”デビュー?「ダウンサイズ」本編映像

2018年2月22日 14:30

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コミカルな演技で笑いを誘う
コミカルな演技で笑いを誘う
(C) 2017 Paramount Pictures. All rights reserved.

[映画.com ニュース] 「サイドウェイ」「ファミリー・ツリー」でアカデミー賞脚色賞を受賞したアレクサンダー・ペイン監督が、マット・デイモンと組んだ「ダウンサイズ」の新たな本編映像が公開された。デイモン扮する主人公とオスカー俳優クリストフ・ワルツ演じる謎の男の対面シーンとなる。

経済的に豊かな生活を送りたいと願う平凡な男ポール(デイモン)が、妻と共に人類を14分の1に縮小する“ダウンサイズ”計画に参加し、予想外の出来事に巻き込まれていくなかで、“本当の幸せとは何か”という問いと向き合っていく。

隣人であるドゥシャン(ワルツ)のホームパーティに誘われたポールは、大勢集まった個性的な客人を見て驚きを隠せない。さらに、素性のしれないドゥシャンが「小さな集まりの予定が、電話を数本かけたらこんなに来ちゃってね」と大物ぶりを漂わせ、ポールをますます困惑させる。劇中ではこののち、平凡な男だったポールがパーティで羽目を外し、新たな自分を発見する姿が描かれる。くだんのシーンは、その予兆となるものだ。また、実寸大のバラが両手で抱えなければならないサイズになるなど、13センチの世界がどのようなものか、わかりやすく明示されている。

おとなのけんか」「ジャンゴ 繋がれざる者」「ビッグ・アイズ」「007 スペクター」など、話題作に次々と出演してきたワルツがユーモラスな演技を披露し、エキセントリックなドゥシャンのキャラクターに現実味を与えている。ワルツは、「ドゥシャンという男は魅力的で、ある意味で師のような存在だ」と評し、「脚本を読んでこの役へのアイデアを持ち、アレクサンダー・ペイン監督と一緒に話し合ったんだ。監督は今作の脚本も担当してこのキャラクターを作り出した人で、全く違う考えを持っていたから、言うなればすり合わせのような時期があった。本当に啓蒙的で、役作りを深められるプロセスだったよ」と役作りについて明かす。

ワルツの芝居を受け止めたデイモンは、「ドゥシャンがポールの目を世界に広げてくれるんだ。ドゥシャンの奇想天外さ、次に何をやるか予想できない、という性格がこの役を面白くしているよね。クリストフ(・ワルツ)は史上最高の俳優の1人で、素晴らしい役者のための素晴らしい役だ」とたたえている。

ダウンサイズ」は、3月2日から全国公開。

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