「シェイプ・オブ・ウォーター」“彼”の姿をとらえた特別映像&画像一挙公開!
2018年2月8日 15:00

[映画.com ニュース] 「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督がメガホンをとり、第90回アカデミー賞で最多13ノミネートを記録した「シェイプ・オブ・ウォーター」の特別映像と、画像全6点が公開された。「彼」と呼ばれる不思議な生き物の姿をとらえている。
2017年・第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞、第75回ゴールデングローブ賞で2部門に輝いたファンタジックなラブストーリー。清掃員として政府の極秘研究所に勤める女性イライザ(サリー・ホーキンス)と、不思議な生き物の種族を超えた運命的な愛をつづる。「パディントン」「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」(3月3日公開)のホーキンス、「ノクターナル・アニマルズ」のマイケル・シャノン、「扉をたたく人」のリチャード・ジェンキンス、「ドリーム」「gifted ギフテッド」のオクタビア・スペンサーら実力派が顔をそろえた。
映像では、“彼”の姿が描かれると共に、研究所やイライザの部屋のセットがどのように作られたのか、美術部の細部にいたる仕事ぶりを確認できる。イライザが“彼”の頭をなでるシーンや、研究所の水槽にとらわれた“彼”をかばうように前に立つシーン、雨を見つめる“彼”の肩に手をかける姿も描かれ、イライザと“彼”の絆を感じさせるものとなっている。また、画像ではデル・トロ監督がこだわり抜いたという“彼”の質感を確認できるほか、青く発光する姿も切り取られている。
デル・トロ監督は、“彼”のデザインにかかる費用を自ら捻出し、女性が恋に落ちる存在でいられるよう、スタッフに投票を行い、約9カ月間もかけてデザインを決めていったという。「クリーチャーはリアルであると同時に、美しいものにしたいと思ったが、これは非常に困難な線引きだった。長い時間がかかることは分かっていたから、映画の予算には入れなかった。これは、私が手がけた中でも1番厄介なクリーチャー・デザインだ」。
「シェイプ・オブ・ウォーター」は、3月1日から全国公開。
(C)2017 Twentieth Century Fox
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