マーク・ハミルは1人2役だった!?「最後のジェダイ」の意外なカメオ出演者たち
2018年1月3日 15:00

[映画.com ニュース]全世界で4億5000万ドル突破の大ヒットスタートを切った「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」。前作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に引き続き、意外なビッグネームがカメオ出演している。
伝説のジェダイにして、レジスタンスの希望ルーク・スカイウォーカー役で渾身の演技を披露したマーク・ハミルが、別のキャラクターの声も担当していたのにお気づきだろうか? 米エンターテインメント・ウィークリー誌によれば、そのキャラクターは「Dobbu Scay」。カント・バイトのカジノで、BB-8にスロットマシーンで遊ぶようにチップを投入しまくっていたエイリアンだ。ちなみに、ハミルの息子、ネイサン・ハミルとグリフィン・ハミルもカメオ出演を果たしているという。

カント・バイトのカジノはカメオ出演の宝庫。白タキシードのマスター・コードブレイカーは、ジェニファー・アニストンの夫で俳優のジャスティン・セロー、その連れの個性的な女性ラヴィーは、ドール顔が印象的なモデル兼女優のリリー・コールだ。同シリーズでおなじみのワーウィック・デイビスも、エイリアンの「Wodibin」を演じたそう。故キャリー・フィッシャーさんの愛犬、フレンチブルドッグのゲイリーも、エイリアンのペット“スペース・ゲイリー”として登場する。

公開前から話題を呼んでいたのが、イギリスのウィリアム王子とヘンリー王子のカメオ出演。フィン役のジョン・ボヤーガが、ロンドンプレミアでウィリアム王子に「あなたたちの場面はカットされました」と謝罪した、なんて報道もあった。が、ボヤーガの代理人は、「冗談だった」と英デイリー・メールに認めている。世界最大級のファンサイトFANDOMによれば、王子たちがストームトルーパーを演じた場面はカットされたようだが、フィンとローズ(ケリー・マリー・トラン)がたどり着いたスター・デストロイヤーで、ベニチオ・デル・トロ演じる凄腕ハッカーDJとエレベーターに乗っている姿は確認できるようだ。
ストームトルーパーといえば、前作ではジェームズ・ボンド役でおなじみのダニエル・クレイグが演じ話題をかっさらったが、今作では「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディと、英ポップグループ「テイク・ザット」のゲイリー・バーロウが白いアーマーに身を包んだと言われている。ハーディは、撮影現場で撮ったと思しきコスチューム姿を自身のInstagramに投稿しているが、出演場面はどうやらカットされてしまったようだ。
メガホンをとったライアン・ジョンソン監督が9月の来日時、日本のファンに教えてくれたのがジョセフ・ゴードン=レビットのカメオ出演。米ヴァニティ・フェアによれば、「LOOPER ルーパー」や「BRICK ブリック」でタッグを組んだゴードン=レビットは、カント・バイトでフィンとローズの駐機場所に怒っていた「Slowen Lo」というエイリアンの声を担当したそう。さらに、ジョンソン作品の常連俳優のノア・セガンも、X-ウィングのパイロット役で顔を出している。
昨年大ヒットした外伝「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のメガホンをとったギャレス・エドワーズ監督は、惑星クレイトの塹壕で「塩だ」とつぶやいた兵士の隣にばっちり映り込んでいたので発見した人も多いだろう。一方、難易度が高いのは、ボヤーガが主演したSFアクション「アタック・ザ・ブロック」で製作総指揮を務めたエドガー・ライトと、監督・脚本のジョー・コーニッシュ。塩の惑星クレイトの基地にレジスタンスの一員として登場していたそうだ。
声のカメオ出演も多い。作曲家のマイケル・ジアッキノ(「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」)は、レイを呼び寄せるフォースの木のささやき声を担当した1人。米ヴァニティ・フェアでは、「スター・ウォーズ シスの復讐」グリーヴァス将軍役のマシュー・ウッドや、アニメシリーズ「スター・ウォーズ 反逆者たち」のパルパティーン声優のサム・ウィットワーが声の出演者として紹介している。アニメシリーズ「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」でヨーダの声を務めたトム・ケインが、今作ではアクバー提督に声を当てているのも興味深い。
その他、イギリス在住の日本人俳優で演出家の伊川東吾が、レジスタンスの将校として出演。イギリスの人気歌手エリー・ゴールディングや、ブレイク女優ミカエラ・コーエル、大ヒットファンタジー「ゲーム・オブ・スローンズ」のケイト・ディッキーや、ラルフ・アイネソンらの出演も判明している。2度目、3度目を見る時は、意外なカメオ出演を見つけるべく、隅々まで目を凝らし耳を澄ませてみるのも一興だ。

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