LOOPER ルーパー
劇場公開日 2013年1月12日
解説
「BRICK ブリック」のライアン・ジョンソン監督とジョセフ・ゴードン=レビットが再タッグを組んだSFアクション。ブルース・ウィリスとゴードン=レビットの主演で、30年後からやってきた未来の自分と対じする暗殺者の姿を描く。タイムマシンの開発が実現するも、法律で使用が禁じられている近未来。法を恐れぬ犯罪組織が、消したい標的をタイムマシンで30年前に送り込み、そこにいる「ルーパー」と呼ばれる暗殺者に標的を殺させていた。凄腕ルーパーのジョーはある日、いつものようにターゲットの抹殺指令を受けるが、未来から送られてきた標的は30年後の自分自身だった。
2012年製作/118分/PG12/アメリカ
原題:Looper
配給:ギャガ、ポニーキャニオン
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2022年6月19日
Androidアプリから投稿
SF映画のわたしランキング1位です。
ハラハラ・ドキドキ、勇敢な主人公ブレない正義、何度見てもおもしろい!
2022年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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最初に驚いたのが30年後のジョーの友人セスだ。ルーパーの仕事をこなそうとするが、標的は30年後の自分だった。逃亡する未来のセス、ジョーに匿われたセス。新旧二人の男が逃亡しているわけだが、未来のセスの指がもげ、足も無くなり、ついには鼻も・・・もちろんBTTFでも描かれていた兄やマーティの手が消失する場面を思い出した。過去の人間が消えると、将来の自分も消えるパラドクス。現在のセスも殺されてしまったことを表現していたのですね。
序盤のエピソードで未来のセスを軽く描いたけど、今度はジョー本人の番だ。未来から送られてきたジョー(ブルース・ウィリス)を殺さなければならないジョー(ジョセフ・ゴードン=レビット)は瞬時の迷いで取り逃がしてしまう。ルーパーを逃がしたために組織から追われるヤングジョー。
ここで面白いのが同じ場面が3度あること。1回目は簡単に逃げられ、2回目はオールドジョーを躊躇いもなく撃ち殺す。そして3回目・・・1回目のオールドはどうなったかわからないけど、2回目は確実に死んだ。何しろオールドに死んでもらわないとヤングが成長しないのだ。そして3回目は30年の人生を経験した後のジョーが登場するということ。最低でも2回はタイムループしていることを表現していた気がします。
3回目の人生が本筋となり、悪の組織とボスであるレインメーカーを倒すことがテーマとなってくる。オールドが教えられた番号を記憶に留め、その地図と番号によって少年レインメーカーを抹殺しようとするのだ。そして逃げてきたヤングもサトウキビ畑の一軒家でその母親サラと少年シドに出会う。
TKと呼ばれる超能力もプラスされると、なんだか『AKIRA』と『12モンキー』を足したような内容に思えたし、空中に浮くバイクなんてのも金田バイクへのオマージュだと思えた。シドとジョーの奇妙な連帯感が続けば、レインメーカーが誕生しないとか、未来はどう変わるのかと興味津々。悪の道に入るにはやはり辛い過去があるからで、それを経験させなければ未来は変えられる!そうしてジョーの取った行動に共感できるのです。だけど、その先まだ長い・・・未来は変えられないかもしれないし、タイムマシンを悪用する奴は他にも誕生しそうな気もする。
そんなこんなで、やはり見どころはシドの覚醒。ブワーッと無重力状態になるシーンはちょっと心地よい。
2022年2月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
2022年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
未来から転送されてくるターゲットを殺す「ルーパー」という仕事。
ある日、転送されてきたのが未来の自分だったという。
掴みの部分はわくわくした。
途中でごちゃごちゃと訳が分からなくなる展開もあるが、ラストはよかった。
少年がモンスターになるのを防ぐため、そして愛する女性が殺されるのを防ぐために、男は自分自身を始末する。
ここは泣かせる。
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