来日したケネス・ブラナー、「オリエント急行殺人事件」共演陣を絶賛!「集めたキャストは名優ぞろい」
2017年12月6日 15:00

[映画.com ニュース]「マイティ・ソー」「シンデレラ」の監督を手がけたケネス・ブラナーが、アガサ・クリスティの人気小説の再映画化に挑んだ製作・監督・主演作「オリエント急行殺人事件」を引っさげて来日。日本語吹き替え版で声優を務める草刈正雄、山村紅葉と対面した。
トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、富豪のラチェット(ジョニー・デップ)が殺害された事件に、名探偵エルキュール・ポアロ(ブラナー)が挑む。ブラナー、デップに加え、ジュディ・デンチ、ウィレム・デフォー、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、ジョシュ・ギャッド、ペネロペ・クルスといった豪華キャストが結集したほか、リドリー・スコットがプロデューサーに名を連ねている。吹き替え版では、草刈がポアロ、山村が乗客のドラゴミロフ公爵夫人(デンチ)に扮するほか、中村悠一、平田広明も参加する。
ブラナーを前にした草刈と山村は、「光栄です。緊張しています」(草刈)、「天才は往々にして難しい方が多いが、フレンドリーで優しく、ますますファンになりました」(山村)と感激の面持ち。日本語吹き替え版を鑑賞したというブラナーは、2人に「素晴らしい演技でした。お2人をはじめ、“日本の命”を与えてくれて感謝しています」と温かな言葉を送った。山村と草刈はそれぞれ、本作を表す言葉として「感」と「動」が書かれた掛け軸を披露。ブラナーは“お墨付き”のあかしとして、ポアロの“ひげ”をモチーフにした特製のハンコを押し、満面の笑みを浮かべた。
ブラナーは、「観客を全員あの列車に乗せて物語を語ることができるよう、ディテールにこだわって作りました。感動させるところがたくさんあり、最後にはサプライズもある。日本の方々も、絶対に反応していただけると思います。最後に泣いたという人もたくさんいたので、日本の方々がそんな反応をしてくれることを期待しています」と日本のファンに呼びかけ、「(出演陣の)素晴らしい演技に、皆さん共感できると思います。ジュディ・デンチも、デイジー・リドリーも、ミシェル・ファイファーも素晴らしい。皮膚の下に悲しみを隠す演技をしている。それは、演技力がなければできないこと。今回集めたキャストは名優ぞろいなので、多くの感情をよく表してくれました」と豪華キャストの仕事ぶりをたたえた。
「オリエント急行殺人事件」は、12月8日から全国公開。
フォトギャラリー
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー