ゴッサム賞「ゲット・アウト」が最多3冠!作品賞は男性同士のひと夏の恋物語
2017年11月29日 12:00
[映画.com ニュース] 独立系映画の製作に携わる人々を支援する、インディペンデント・フィーチャー・プロジェクト(IFP)主催「第27回IFPゴッサム・アワード」が、11月27日(現地時間)に米ニューヨークで発表された。
アカデミー賞に向けた賞レースの開幕に先駆け開催された同賞。今年は、最多4部門にノミネートされていた全米大ヒットホラー「ゲット・アウト」が最多3冠に輝いた。本作で長編監督デビューを果たした新鋭ジョーダン・ピールがブレイクスルー監督賞と脚色賞を受賞。加えて、観客賞にも選ばれた。
作品賞は、ルカ・グァダニーノ監督の「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)」が受賞。イタリアの小さな町を舞台に、17歳の少年と男子大学院生のひと夏の恋を描いた物語で、主人公を演じたティモシー・シャラメットがブレイクスルー俳優賞を受賞した。「ノクターナル・アニマルズ」「コードネーム U.N.C.L.E.」のアーミー・ハマーが相手役を演じている。
その他、トリビュートとして、ジェイソン・ブラム(「ゲット・アウト」プロデューサー)、女優ニコール・キッドマン、俳優ダスティン・ホフマン、ソフィア・コッポラ監督、撮影監督エドワード・ラックマン、元米副大統領アル・ゴア氏が表彰され、俳優のマイケル・ケネス・ウィリアムズが「メイド・イン・NY」栄誉賞を受賞。授賞式は、ジョン・キャメロン・ミッチェル(「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」)が司会を務めた。
主な受賞結果は以下の通り。
「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)」
▼ドキュメンタリー賞
「ストロング・アイランド」
▼観客賞
「ゲット・アウト」
▼ビンガム・レイ・ブレイクスルー監督賞
ジョーダン・ピール(「ゲット・アウト」)
▼脚本賞
ジョーダン・ピール(「ゲット・アウト」)
▼男優賞
ジェームズ・フランコ(「ザ・ディザスター・アーティスト(原題)」)
▼女優賞
シアーシャ・ローナン(「レディ・バード(原題)」)
▼アンサンブル・パフォーマンスに対する特別審査員賞
「マッドバウンド 哀しき友情」のキャスト
▼ブレイクスルー俳優賞
ティモシー・シャラメット(「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)」)
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