最強スパイはファッションもキメッキメ!C・セロン主演「アトミック・ブロンド」新場面写真
2017年9月15日 17:00
[映画.com ニュース] シャーリーズ・セロンが女スパイを演じる「アトミック・ブロンド」の新たな場面写真が、公開された。主人公の敏腕スパイ、ロレーン・ブロートンの80年代ファッションを切り取っている。
アントニー・ジョンソンの人気グラフィックノベル「The Coldest City(原題)」を映画化したスパイアクション。舞台は1989年、東西冷戦末期の独ベルリン。イギリス秘密情報部MI6から最高機密扱いの極秘リストの奪還を依頼されたロレーンは、MI6のスパイ、デヴィッド・パーシヴァル(ジェームズ・マカボイ)とタッグを組み、壮絶なバトルに身を投じていく。「ジョン・ウィック」の製作を手がけ、「デッドプール」続編の監督を務めるデビッド・リーチがメガホンをとったほか、「キングスマン」のソフィア・ブテラ、「キングコング 髑髏島の巨神」のジョン・グッドマン、「裏切りのサーカス」のトビー・ジョーンズ、「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」のビル・スカルスガルドが脇を固める。
本作の特長のひとつが、激しいアクションとファッショナブルなロレーンのギャップ。場面写真では、黒のロングコートに身を包み路地裏に立つロレーンの姿や、華やかなドレスでバーを訪れたシーン、白のコートを着こなし、任務に当たる様子が描かれている。
本作の衣装を手がけたのは、「メメント」「8月の家族たち」「テッド2」とジャンルを問わずに活躍するコスチュームデザイナーのシンディ・エバンス。本作では「80年代のファッションから最高に格好いい要素を見つける」というテーマのもと、当時のベルリンにあった60~70年代のアイテムも取り入れつつ、本作ならではのスタイリッシュなファッションを目指した。プロデューサーも兼ねたセロンからも「革のコートを着てガーターベルトを付けて変装しているスパイがいたらどうだろう」とアイデアを出し、ロレーンのスタイルが構築されていったという。
エバンスは「ステレオタイプは避け、微妙なニュアンスや美しさ、芯にあるものを見出すことを大事にしていた」と語り、「夜の外のシーンの撮影のため、ディオールのアーカイブから貸し出された赤いコートは何より輝いて見えることは間違いない」と手ごたえをにじませている。
「アトミック・ブロンド」は、10月20日から全国で公開。