メメント

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

クリストファー・ノーラン監督の出世作となった長編第2作で、記憶障害によりわずか10分間しか記憶を保てなくなった男が妻を殺した犯人を追う姿を描いたクライムサスペンス。物語の時系列を逆行させながら描くトリッキーな構造が話題を集め、ノーラン監督の名を一躍世界に知らしめた。

ロサンゼルスで保険調査員として働くレナードは、自宅に侵入してきた男に妻を殺され、自らも頭部を損傷して記憶障害を負ってしまう。それ以来、新しい記憶を約10分しか覚えていられなくなった彼は、ポラロイド写真を撮ってメモを書き入れ、重要な情報を身体のあちこちにタトゥーで刻んで記憶を繋ぎ止めながら、妻を殺した犯人を追うが……。

「L.A.コンフィデンシャル」のガイ・ピアースが主演を務め、「マトリックス」シリーズのキャリー=アン・モス、「バッドボーイズ」シリーズのジョー・パントリアーノが共演。

2000年製作/113分/アメリカ
原題:Memento
配給:アミューズピクチャーズ
劇場公開日:2001年11月3日

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(C)2000 I REMEMBER PRODUCTIONS,LLC

映画レビュー

4.5記憶の捏造

2024年4月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

難しい

こりゃでれ面白い。やみつきになる。
クリストファー・ノーランってこの頃から時間を操ることに囚われてたんだな笑 記憶障害によりわずか10分間しか記憶を保てなくなった主人公。そんな彼の複雑な脳内を映像化するためにノーランがとったのは、時系列をまるっきり逆転させるというぶっ飛んだ演出。それにより、観客は主人公レナードの奇妙な記憶障害を疑似体験することが出来、気付かぬうちに摩訶不思議な復讐劇へと飲み込まれていってしまう。この演出だと、観客である自分たちの記憶の保持能力までも薄れてしまうんだよね...スゴすぎ。

少しでも触れたらネタバレになっちゃいそうだから大雑把に言うんだけど、この人物って一体何者?ここに行くまでに何があったの?が徐々に判明していくのが、探偵気分を味わえて最高に楽しい。サスペンスで頭を悩ませる部分もありながら、バラバラのものがひとつになっていく爽快感もありで、今まで押されたことの無いツボに刺激が与えられたような、そんな感覚。ストーリーの発想はもちろん、これを映像化させる力、マジでバケモンだよね。何回でも見たくなる傑作。ノーラン映画でいちばんすきかも。(ダークナイトは個人的に別枠)

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サプライズ

4.0記憶の断片

2024年4月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

正直、1回見ただけでは理解できない。他の方々のレビューはとても参考になる。知人はテネットを繰り返し見てしまうと言っていた。これもその中毒性に近いのであろう。
記憶は自分の確認だと言っていたのが印象に残っている。

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印刷局員

4.0難解

2024年4月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2度目の鑑賞でしたが、やはり難しい。
途中まではついて行けたんだけど。。
何度も観たくなる、クセになる映画です。

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やまぼうし

3.02001年に渋谷の映画館で観て以来

2024年4月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

23年振りに劇場で「メメント」が観られるとは…。難解で頭が痛くなるが革新的なストーリー展開と白黒からカラーに変わる演出はお見事。作品の冒頭が「TENET」のようなのは今となってはご愛嬌。新作が公開されるごとに劇場に足を運ばざるえない監督です。

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よう
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