【国内映画ランキング】「ダンケルク」V、「三度目の殺人」は2位、「散歩する侵略者」は10位スタート
2017年9月11日 20:18

[映画.com ニュース] 9月9日~10日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。首位デビューを飾ったのは「ダンケルク」。「ダークナイト」「インターステラー」などのクリストファー・ノーラン監督が、初めて実話をもとに描いた戦争映画だ。全国444スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員22万0149人、興収3億2398万1600円を記録した。これは最終興収12.5億円を記録した「インターステラー」(14年)の興収比167.5%の成績。戦争映画では珍しく、若い女性やカップルも劇場に足を運んでおり、「ダンケルク」の映像体験をより堪能できるIMAX上映版での鑑賞が、興収の22.7%と高くなっている。最終興収20億円以上が期待できる好スタートを切った。
2位には、「三度目の殺人」がランクイン。「そして父になる」の是枝裕和監督と福山雅治が再びタッグを組んだ法廷心理ドラマだ。全国314スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員17万9256人、興収2億3311万2600円をあげた。この成績は、最終興収32億円を記録した「そして父になる」(13年)の興収比74.4%。9日(現地時間)に閉幕した第74回ベネチア国際映画祭での受賞はならなかったが、40代から60代の映画ファンを中心に動員していることから、平日の興行が期待できる。まずは興収15億円が当面の目標となりそうな出足となった。
2週連続首位だった「関ヶ原」は3位に後退するも、累計興収は15億円を突破。4位の「怪盗グルーのミニオン大脱走」は累計動員が580万人、興収は68億円を突破し、70億円を超えて今夏の興行でNo.1になることが確実になった。この大ヒットを受けて、シルバーウィークの9月16日~18日には「限定」ミニオンシールを、一部劇場を除く全国の上映劇場にて数量限定先着順で配布する。
なお、「君の膵臓をたべたい」は9月10日までの公開45日間で累計興収30億円を突破した。黒沢清監督の最新作「散歩する侵略者」は全国181スクリーンで公開され、10位スタートとなっている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ