【全米映画ランキング】3Dアニメ「The Boss Baby」がV 「ゴースト・イン・ザ・シェル」は3位初登場
2017年4月5日 17:00

[映画.com ニュース]3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、ドリームワークスの新作3Dアニメ「The Boss Baby」が約5000万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は、全米ベストセラーとなったマーラ・フレイジーによる絵本「あかちゃん社長がやってきた 」(講談社刊)を、「マダガスカル」シリーズや「メガマインド」の監督を務めたトム・マクグラスがアニメ化した作品。レビューはそれほど高くなかったが、トランプ大統領の物まねで再び人気を集めているアレック・ボールドウィンが赤ん坊の声を担当するというギャップが受けたか、予想を上回るOP興収をあげた。その他の声の出演にリサ・クードロー、スティーブ・ブシェミ、トビー・マグワイア、ジミー・キンメル。
2位は、3週連続の首位を逃した実写版「美女と野獣」。累計は約3億9300万ドルと早くも4億ドル目前となっている。
そしてOP興収約1860万ドルで3位デビューとなったのが、スカーレット・ヨハンソン主演のSFアクション大作「ゴースト・イン・ザ・シェル」。士郎正宗原作、押井守監督の名作アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(1995)を、ハリウッドで実写化。脳と断片的な記憶を残して全身をサイボーグ化された「公安9課」の女性捜査官・少佐(ヨハンソン)は、クゼと呼ばれるサイバーテロリストを追跡するうちに、自らの記憶と存在そのものに疑念を抱き始める……。押井監督のアニメ版に強く影響を受けたと言われるウォシャウスキー姉妹の「マトリックス」(1999)のビジュアルと<自分探しのストーリー>が、本作にも色濃く反映。常に斬新さを求められるSF作品としては既視感があるためか、レビューは及第点といったところ。興行的にはやや寂しいスタートとなってしまった。共演にビートたけし、ピルウ・アスベック、ジュリエット・ビノシュ、マイケル・ピット、桃井かおり、福島リラ。監督は「スノーホワイト」のルパート・サンダース。
その他10位には、詩人のダイアン・アッカーマンによるノンフィクション「ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語」(亜紀書房刊)を映画化した「The Zookeeper's Wife」がランクイン。第2次大戦中、ナチスに追われたユダヤ人を、動物とともに檻に囲い命を救った飼育員夫妻を描いた実録ドラマ。ジェシカ・チャステインとダニエル・ブリュールが主演し、「クジラの島の少女」のニキ・カーロがメガホンをとった。
今週末は、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン共演の犯罪コメディ「Going in Style」に、「スマーフ」の最新作「Smurfs: The Lost Village」などが公開となる。
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