マダガスカル
劇場公開日 2005年8月13日
解説
ウッディ・アレンが主人公の声を担当したアニメ「アンツ」のエリック・ダーネル監督と、TV「Kablam!」などのトム・マクガース監督によるアドベンチャー・コメディ。ニューヨーク動物園で育った根っからの都会っ子4頭=ライオン、シマウマ、キリン、カバが、ひょんなことから南の島マダガスカルに漂着してしまう。彼らははたして大自然の中で生き延びられるのか? コメディの名手ベン・スティラーとクリス・ロックが声の共演。
2005年製作/86分/アメリカ
原題:Madagascar
配給:アスミック・エース
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2022年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
画像は文句なしに綺麗。
特に村全体で踊っているシーンは活き活きしているし輪の中に入りたくなる。
ただ、ストーリーがついて行けなかった。
動物たちが地下鉄の乗ったりコンテナが海に落ちて流されたり、子供が見たら多分面白いのだろう。
続編があるようなのでこの作品もそれなりに評価が高かったのかなあ?
2020年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ペンギン映画といえば、『皇帝ペンギン』、『50回目のファーストキス』。シマウマ映画といえば、『レーシング・ストライプス』、『マラソン』。時代は白黒動物に癒しを求めているのでしょうか。映画の中でも「黒地に白か、白地に黒か」という点にこだわっていたようですけど、皮膚の色を問題にするようなテーマなどは盛りこまないだろうし・・・白と黒の動物映像によって人間の精神状態が穏やかになるという学説でも発表されたのか?
と、こんなことを考えたり、「ペンギンはもっと崇高だぞ」などと『皇帝ペンギン』の余韻が残っていると、あのキャラ設定は納得いかなかったり・・・色んな思いがよぎってしまい、素直に楽しめませんでした。しかし、ドリームワークス特有のデフォルメの効いたキャラクターと相反するかのようなリアルな3D効果。自然の美しさも活かして、独特の素晴らしいアニメであることは否定できません。せめてこの記事くらいは面白く書かないといけない!と思い、擬人化ならぬ擬国化を考えてみました(全くの妄想です)。
ライオンのアレックスは勿論アメリカ。すると、仲のいいシマウマのマーティは日本ということになるでしょう。えさが無くなると仲間である日本を食い物にするなんて考えるとぞっとしますよね。暴走する仲間をいさめる役のキリンのメルマンはフランスで、カバのグロリアは女性のようなのでイギリスあたりか。こうやって考えると、ニューヨークの動物園は国連だったのかなぁ。そして、マダガスカル島のキツネザルは内戦が起こっている小国であり、彼らを襲うフォッサはその国のゲリラ。こうなってくると、ペンギンズはテロリストでもあるようなのでアルカイーダが妥当かもしれない。あぁ、多分、全て見当はずれなので、忘れてください・・・
モグワイにも似たキツネザルのモート。キュートな彼だけはお気に入り!
【2005年8月映画館にて】
2020年5月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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動物園にいた動物達が、ルーツの野生で暮らせる場所に憧れながらも、いざマダガスカルに着くと、飼い慣らされて野生の感性がなくなっているところが面白い。
ひたすら人間が助けに来てくれると信じている。
それでもお腹はすいてきて、シマウマキリンカバは元が草食だから海草や草で充分満足できるがライオンは全く満たされず、親友のシマウマに手を出しそうになる。
それでも、野生の捕食能力は芽生えない。
あくまで、動物園の中の延長のパフォーマンスとして、マダガスカルの野生のみんなを脅かすだけ。
シマウマに対しても、理性で乗り越え、食べずに済む。
なんというか、野生とは程遠い理性感性を身に付けてしまった動物達が、帰る気で動かない船に乗り込んだものの果たしてどうなるか、非常に気になる。
種類を超えたキリンカバライオンシマウマの友情が見ていてとても楽しい作品。
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