「鍵泥棒のメソッド」が原案の韓国映画「ラッキー」、8月に日本公開決定
2017年3月21日 15:00

[映画.com ニュース] 日本映画「鍵泥棒のメソッド」を原案とした韓国映画「LUCK-KEY ラッキー」が、8月から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋で公開されることが決定した。「ベテラン」「極秘捜査」などの名脇役として知られるユ・ヘジンが主演し、本国では観客動員697万人を記録。コメディ映画としては最速で500万人動員という記録を打ち立てた大ヒット作だ。
原案は、堺雅人、香川照之、広末涼子が共演した内田けんじ監督作「鍵泥棒のメソッド」(2012)。第36回日本アカデミー賞の最優秀脚本賞に輝いた同作を、韓国映画らしいエクストリームなテイストを加え大胆にアレンジした。
“成功率100%”を誇る伝説の殺し屋ヒョヌク(ユ)はある日、偶然立ち寄った銭湯で石けんを踏んで転倒し、記憶喪失になってしまう。その場に居合わせた売れない貧乏役者ジェソンが、ヒョヌクのロッカーの鍵をすり替えたことで、“入れ替わり”騒動が始まる。売れない役者として生きるようになった記憶喪失のヒョヌクだが、生来の完璧主義からか、真面目に役者としての成功を目指し始める。一方ジェソンは、ヒョヌクにかかってきた電話を取ってしまったことで、トラブルに巻き込まれようとしていた。
共演には、華やかな若手俳優陣がずらり。アイドルグループ「MBLAQ」脱退後、キム・ギドク製作「俳優は俳優だ」などの話題作に出演したイ・ジュンをはじめ、「技術者たち」のチョ・ユニ、「情愛中毒」のイム・ジヨンらが名を連ねている。
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