【全米映画ランキング】批評家絶賛のホラー「Get Out」が首位デビュー
2017年2月28日 17:00

[映画.com ニュース]アカデミー賞授賞式の週末。全米ボックスオフィスは3本の新作がリリースされ、低予算ホラー「Get Out」が約3300万ドルのオープニング興収で首位に立った。
同作は「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」といった人気ホラーシリーズやデイミアン・チャゼル監督の「セッション」を手がけてきたジェイソン・ブラム製作のホラー。アフロ・アメリカンの青年クリスは、週末を使って白人の恋人ローズの実家に訪問するが、そこでさまざまな「恐怖」に襲われることになる。
監督はコメディ番組「Key & Peele」でブレイク、昨春「Keanu」で映画初主演を果たし、本作が長編映画デビューとなるジョーダン・ピール。ホラー映画の手法で人種差別の「闇」を描出した手腕を多くの批評家が絶賛。興行面でも製作費約500万ドルながら、最初の週末だけで6倍以上の興収をあげる大ヒットとなった。
出演は「ボーダーライン」のダニエル・カルーヤ、TVシリーズ「GIRLS ガールズ」のアリソン・ウィリアムズ、TVシリーズ「ザ・ホワイトハウス」のブラッドリー・ウィットフォードに、キャサリン・キーナー。
2位は「レゴバットマン ザ・ムービー」で、累計は約1億3300万ドルに。3位「ジョン・ウィック:チャプター2」は累計が約7470万ドルとなり、今週末にも前作の最終興収の2倍になる見通し。
その他、ニコラス・ホルト、フェリシティ・ジョーンズ主演の「アウトバーン」とアニメ「Rock Dog」の新作2本は全く振るわず、圏外スタートとなった。
今週末は、2000年からヒュー・ジャックマンが演じてきた「X-MEN」シリーズの人気キャラクター・ウルヴァリンの最後の戦いを描く「ローガン」(ジェームズ・マンゴールド監督)に、石田純一の娘すみれが精霊役で出演しているサム・ワーシントン主演の宗教ドラマ「The Shack」などが公開となる。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー