「東京コミコン」開幕!スタン・リー「本場のコミコンと同じクオリティだ」
2016年12月2日 21:40

[映画.com ニュース] ポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション2016」(略称:東京コミコン)が12月2日、千葉・幕張メッセで開幕し、親善大使に任命されたアメコミ界の巨匠スタン・リー氏や、ダニエル・ローガン、竹内涼真ら多数のゲストが駆けつけた。
本イベントは、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏とアメコミ界の巨匠スタン・リー氏が立ち上げた「シリコンバレーコミコン」の姉妹イベントとして日本に初上陸。「タイタニック」「チャーリーとチョコレート工場」の小道具や、「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」のバットスーツ、「ターミネーター」のT-800のプロップなど、ハリウッド大作の撮影で実際に使用された貴重なアイテムが並ぶほか、アメコミグッズが購入できるブースやフィギュアなどの展示ブースが充実している。
日本からは「鋼の錬金術師」「22年目の告白 私が殺人犯です」などでキャストが着用した衣装や「シン・ゴジラ」の巨大フィギュアに加え、「日本SFX怪物怪獣大百科」ブースがインパクト大。「デスノート」シリーズの死神リュークや「寄生獣」に登場したパラサイトなどのリアルな造形が目を引くパペットや、「アイアムアヒーロー」のZQN(ゾキュン)の等身大人形との撮影スペースを設けている。
テープカット、オープニングステージを終えたリー氏と竹内は揃ってトークイベントに出席。場内を見渡したリー氏は開口一番「アメリカで開催されているコミコンとそっくりなクオリティだ!」と発言し、「東京コミコン」の充実ぶりを絶賛。「美しい東京にいることを知らなければ、アメリカにいると錯覚してしまいそうだ。今回の初開催を経て、『東京コミコン』の規模がもっと大きくなっていくことを祈っています」と満面の笑みで語り、場内を沸かせた。
「マーベル・コミックスが大好き」と以前から公言していた竹内は、アメコミ界のレジェンドであるリー氏を前にして緊張の面持ち。だが「スタン・リーさんに会ってみたら言いたいことがあったんです」と告白し、リー氏に向かって「僕の夢はいつかマーベルのヒーローを演じることです」と英語で問いかけた。「演じてみたいキャラクターは『X-MEN』シリーズのミュータント」と続けた竹内に対して、リー氏は納得した表情を浮かべながら「確かに少しミュータントっぽいかもね」と切り返し、観客の笑いを誘っていた。
この日は、「エイリアン2」のビショップ役で知られるランス・ヘンリクセン、「ハリーポッター」シリーズでネビル・ロングボトム役を演じたマシュー・ルイス、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでピピン役に扮したビリー・ボイドらも出席した。
「東京コミコン」は、千葉県・幕張メッセで12月4日まで開催される。
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