英BBCドラマ版「検察側の証人」にアンドレア・ライズボロー
2016年8月19日 23:45

[映画.com ニュース] ミステリーの女王アガサ・クリスティの短編小説で、のちに自ら戯曲化した「検察側の証人」の英BBCによるドラマ版の主役に、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の英女優アンドレア・ライズボローが決定したと米Deadlineが報じた。
1925年に発表された「検察側の証人」は、金持ちの未亡人を殺害した容疑で起訴された青年と年上の妻、青年の弁護士を中心に展開し、ラストのどんでん返しで知られる。57年にはビリー・ワイルダー監督によって「情婦」として映画化もされた。今回のドラマ版で、ライズボローは妻ローマイン役を演じる。
ドラマは前後編の2部作となり、今年のクリスマス頃の放送を予定。昨年末にBBCで放送され好評を博した、同じくクリスティ原作の「そして誰もいなくなった」ドラマ版の脚本家サラ・フェルプスが本作でも脚本を担当。「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」「キンキーブーツ」のジュリアン・ジャロルドが監督を務める。
なお現在、映画界でもクリスティ関連の企画が複数進行している。米20世紀フォックスによる、ケネス・ブラナー監督・主演の「オリエント急行殺人事件」再映画化や「そして誰もいなくなった」の映画化に加え、クリスティ本人の失踪事件を題材にした米パラマウント・ピクチャーズの「アガサ(原題)」、さらにクリスティと「シャーロック・ホームズ」の原作者アーサー・コナン・ドイルを主人公にしたアクションアドベンチャー「アガサ・クリスティ(原題)」などがある。

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
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