G・クルーニーの“変顔”に、S・ヨハンソンのシンクロシーン!「ヘイル、シーザー!」特別映像公開
2016年5月11日 13:00

[映画.com ニュース] ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、ジョナ・ヒル、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら豪華キャストが顔をそろえたジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督作品「ヘイル、シーザー!」の特別映像が、公開された。キャスト陣が映画の見どころを語っているほか、本編の見せ場となるシーンの数々が収められている。
映画は、1950年代のハリウッドの製作スタジオが舞台。スタジオの“何でも屋”エディ・マニックス(ブローリン)が、スタジオから誘拐された大スターのベアード・ウィットロック(クルーニー)の行方を追い、個性豊かな面々を巻き込んで騒動を繰り広げるさまを描く。
人気絶頂の大スターながら、撮影中に突然セリフを忘れるなど抜けたところのあるウィットロックをコミカルに演じたクルーニーは、「これぞまさにコーエン兄弟の映画だ」と断言する。イーサンによれば、本作の構想は「オー・ブラザー!」(00)製作時には存在していたという。「その頃は、まぬけな二枚目俳優が『ヘイル、シーザー!』という大作を撮っているという程度の話でしかなかったんだけど、ジョージがすごく気に入ってね。それで彼が、この作品が僕らが一緒に作る次回作になるって触れ回り始めたんだ(笑)。その頃の僕らは本当に映画にするつもりはなかったんだけどね。でも数年後、腰を据えて書いてみようってことになったんだよ」。
クルーニーは続けて「チャニング・テイタムのセクシーなダンスシーンが見られる。スカーレット・ヨハンソンのシンクロのシーンもある」と共演者の見せ場を紹介する。ミュージカルスター役に挑戦し、美声を披露したテイタムは「まるで1950年代の映画スタジオに入り込んだような夢の世界だ。この映画さえ見ればハリウッド通になれる」、お騒がせ女優をセクシーに演じたヨハンソンは「ハリウッド黄金期のゴージャスな雰囲気とその背後にある深い闇も楽しめるわ。コーエン兄弟との仕事は最高よ」とそれぞれに作品の魅力を語っている。
映像ではそのほか、「ボーダーライン」(15)の続編製作が発表されたブローリン、「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ映画で、若き日のハン・ソロ役に抜てきされたオールデン・エアエンライク、「ハリー・ポッター」シリーズのレイフ・ファインズ、「グランド・ブダペスト・ホテル」(14)のティルダ・スウィントンが登場する。
「ヘイル、シーザー!」は、5月13日から全国公開。
(C)Universal Pictures
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