クリント・イーストウッド監督×トム・ハンクス「ハドソン川の奇跡」9月24日公開決定
2016年3月17日 18:00
[映画.com ニュース]クリント・イーストウッド監督がメガホンをとり、トム・ハンクスが主演する映画「ハドソン川の奇跡」(原題「Sully」)が、9月24日に全国公開されることが決定した。
「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」で米アカデミー賞の監督賞に2度輝いたイーストウッド監督が、「フィラデルフィア」「フォレスト・ガンプ 一期一会」で同賞の主演男優賞を2年連続受賞したハンクスとタッグ。前作「アメリカン・スナイパー」で米軍史上最強と謳われた狙撃手クリス・カイルの生涯を描き、85歳にして衰えぬ情熱を燃やすイーストウッド監督が次の題材に選んだのは、2009年1月15日に発生し、全世界から“奇跡”と称賛された航空機事故だ。
チェズレイ・サレンバーガー機長による手記「機長、究極の決断 『ハドソン川』の奇跡』」(静山社文庫刊)を基に映画化。厳冬のニューヨーク、約160万人が暮らすマンハッタンの上空1000メートル付近で、シアトル行きのUSエアウェイズ1549便は全エンジンが停止し、制御不能に陥った。約70トンの機体が高速で下降し始めるなか、サレンバーガー機長らはあらゆる技術を駆使し、ハドソン川に不時着させることに成功。乗員・乗客155人全員が、無事に救助された。未曾有(みぞう)の大惨事を回避した30秒間で何があったのか、“奇跡の真実”に迫る。
「ハドソン川の奇跡」は、ハンクスが“サリー”の愛称で親しまれたサレンバーガー機長役を務め、ほか「ダークナイト」のアーロン・エッカート、「ラブ・アクチュアリー」のローラ・リニーらが共演。9月24日から東京・新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国で公開。
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