安田顕演じた「亀岡拓次」のモデルとなった、俳優・宇野祥平ってどういう人?
2016年2月17日 19:30

[映画.com ニュース] 人気演劇ユニット「TEAM NACS」の安田顕が主演した映画「俳優 亀岡拓次」(公開中)のトークショーが2月16日、東京・テアトル新宿で行われ、横浜聡子監督と主人公のモデルのひとりである宇野祥平が対談を行った。
横浜監督作品の常連俳優で、「セーラー服と機関銃 卒業」や「セトウツミ」の公開が控えるほか、これまでに「超・暴力人間」「婚前特急」「百円の恋」「映画 深夜食堂」など100本以上の映画に出演してきた宇野は、本作では脇役俳優・亀岡拓次の俳優仲間、宇野泰平をひょうひょうと演じている。横浜監督は、俳優・宇野の魅力を「異物な感じですかね。その場の空気に反抗している存在感を持っています。亀岡に似たところがありつつも、正反対のところもありつつ。(安田演じる)亀岡と宇野さんの化学反応を楽しみにしていました」と語る。
一方の宇野は、横浜監督の現場を「自分のことを考えるきっかけをもらっています。自分がわからなくても、こういうところがあったんだって気づくことがありますね」と表現。本作での思い出は、「笑ったシーンで監督に笑わなくていいよって言われたことですかね。少し無理やり笑っていたなって。答えを探しながら撮っている横浜組の姿が印象的でした」と振り返った。
本作を「俳優の映画だなって思いました。でも、亀岡ってどんな職業にも通ずるものがあると思います」と語る宇野は、自身が投影された役を演じるにあたり、安田の存在が大きかったと語る。「自然とあの空気感は安田さんに作っていただきましたね」。横浜監督も「亀岡と(宇野が)2人で語っているシーンがあるんですけど、子供っぽい宇野さんがいて面白いです。(本作では)リアルな宇野さんが見られます」とアピールした。
「俳優 亀岡拓次」は、寡黙で酒好きの亀岡の日々をユーモラスに描きながら、ロケ先の長野県で出会った美人女将・安曇(麻生久美子)との淡い恋を見つめる。新井浩文、染谷将太、浅香航大、杉田かおる、工藤夕貴、三田佳子、山崎努らが脇を固める。
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