セーラー服と機関銃 卒業
劇場公開日 2016年3月5日
解説
1981年に製作・公開され、社会現象を巻き起こした薬師丸ひろ子主演の大ヒット映画「セーラー服と機関銃」のその後を描いた赤川次郎の小説を、人気アイドルの橋本環奈主演で実写映画化。橋本にとってはこれが映画初主演となり、長谷川博己、安藤政信、武田鉄矢ら実力派が共演。脚本は「そこのみにて光輝く」の高田亮、監督は「婚前特急」の前田弘二。かつて弱小ヤクザ・目高組の組長をつとめ、伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する事件を起こした18歳の少女・星泉。目高組が解散してからは、商店街の「メダカカフェ」を切り盛りしながら普通の女子高生として平穏な毎日を過ごしていた。ところがある日、モデル詐欺に巻き込まれた友人の相談を受けたことから、彼女の周囲に再び不穏な空気が漂いはじめる。
2016年製作/118分/PG12/日本
配給:KADOKAWA
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2022年6月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
矛盾点とか、引っかかるところが多すぎる。
橋本環奈は声が…
ラストの歌のとこ、上手に歌おうとしてるのが違うなぁって感じ。
武田鉄矢はよかった。
ストーリー 70点
配役 80点
音楽・映像 70点
全体 75点
2022年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
薬師丸ひろ子版は劇場でもDVDでも観たくせに、よく覚えていないんだよなぁ。
この後で、また観返してみたいです。
で、橋下環奈版です。プライムビデオでの見放題終了が迫ってので、駆け込み鑑賞でした。
キャラクターのほぼ全員に言えることなのですが、893というには、猛々しさが足りなかったかな。
橋下環奈に関しては、そここそのギャップを狙ってほしかったです。ってか、役者としての経験不足が絶望的。
あと、せっかくの武田鉄矢の配役なんだから、そこもギャップ狙ってアウトレイジよろしくモノホン893っぽいシリアスなキャラ設定でもよかったんじゃないかなぁ。
他組員(店員・笑)と共にコメディーリリーフとして、ちょっとくどい。
せっかくといえば伊武雅刀も、いい味の893っぽさ出せそうなキャスティングなのに、見せ場もないままフェードアウトなのね。
長谷川博己もちょっと線が細いのねん。イケメソ枠としては十分以上の働きをしていたと思うけれど。
893役にはちょっとミスマッチ感が否めなくて。
そもそもが、橋下環奈ありきの青春ムービーと考えるなら、893テイストはいらんのんかなぁ?
なら、他のジャンルの映画で撮れよ!って話なんですが。
それでも、どーしてもやりたいなら!オリジナルへのオマージュとして、絶対にM3グリースガン乱射からの「カ・イ・カ・ン…」のカット&台詞は無理くりにでも入れてほしかった!
それこそ無理くりにOPとEDで、そこを別個に入れますか?って話ですよ!(笑)
クライマックスの見せ場も何もあったもんじゃない!全然カ・イ・カ・ンじゃない!
で…困ったことに、サブタイトルと絡めた物語のラストを締めくくるカットの橋本環奈のアカペラが絶望的に下手っぴなのな。
エンドロールでのテーマソングと聴き比べるとそれが際立ってしまって萎えるの。
まぁ、アイドルとして人気絶頂な環奈ファンへのサービス作品と考えるなら、これはこれでありかも。
駄菓子菓子!環奈ファンには申し訳ないけれど、その時代時代を代表するアイドルとしては、往年の薬師丸ひろ子や広末涼子のような
ただこ~のま~ま♪何時間でも~♪見惚れていたい~け~ど~♪みたいなカリスマの魅力は感じないのねん。
私、環奈ファンじゃないし。
で、これ角川映画40周年記念作品なんですね。
いつの~日に~か~♪往年の角川映画絶頂期みたく、大作プログラムピクチャーを観ることができるような時代が来てほしいと切に願う次第です。
2020年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
橋本環奈作品制覇の旅。
この作品で残り2本となりました。まぁ、まだ待機作があるけどね。神楽!京ちゃん!かぐや様!神崎さん!
面白かったですわ〜。
橋本環奈の熱演、最高です。
こんな役もできるなら言ってよ〜。もっとこういう映画にも出演して欲しいものです。
ヤクザの組長だったことを隠しながら、親代わりとして育ててくれた叔父が殺されてしまい、現役女子高生なのにも関わらず4代目組長になった少女の話。
ストーリー展開がかなりいい。
少しずつゆっくりと真実が分かっていき、見る人を飽きさせない。薬師丸ひろ子バージョンの機関銃を見ていない私でもかなり楽しめました。
橋本環奈が先程も言ったように熱演。
彼女はいつも「この役似合わないでしょ」と思わせといて、ピッタリハマる。何故か、ヤクザの組長に見えるし口調や仕草を意識しているんだなと思う。さすがっす!京子さん!
橋本環奈と他の俳優陣とのタッグも良き。
橋本×長谷川博己はお互いを高め合うような憧れる関係で、橋本×組員は自分の身よりも仲間を大切にする絆がカッコいい。
緊迫した雰囲気、イライラする場面、テンションが上がる激戦、涙流れる話、全てが美しい。
テンポも良くて誰にでもオススメ出来る良作だ!
欠点としては細かい点が気になる。
支持者や警察、グループにお店など。
ちょこっとでいいから触れて欲しかった。時間的に厳しいかな?
あと、ヤクザ役がどうもヤクザに見えない。
そこが疑問というか、なぜこの配役にしたのだろうか。もっと適任がいたはずなのにな...
期待以上でした。
やっぱりヤクザ映画ってのはいいものだね〜
2020年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
もうカドカワ映画40周年なんだそうですが、ほんとうに、時代は変わったんだなと感じました。
暴力団対策法ができたこともそのひとつ。
かわいい女の子が「快感~」なんてことを口走っても、ちっともスキャンダルではなくなったというのも、そのひとつ。
そんな中、全然変わっていない(時代に追いつけていない)のがカドカワ映画なんですね。
2時間もの尺のアイドルのプロモーションビデオを「メディアミックス戦略(というのが昔、もてはやされてました)」によって、いまどき有料でお客様に見てもらうという仕掛けです。
ストーリーに斬新さはミジンもない、そんな映像ですが、しかしアイドルはアイドルなのであって、もしかすると橋本環奈は売れるのかも知れないとは思いました。
ですが、たとえ売れたとしても、映画のおかげで売れたのではないと思う。
製作者が勘違いしないことを祈るばかりです。
主題歌がストーリーの解題になっており、こういう工夫はちょっと良いと思いました。
が、ほかに何か評価できる点はあるのかと聞かれたら、うーむ、何かありましたっけ……としか言いようがないのですけど。
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