トム・ハーディが1人2役で双子のギャングを演じた「レジェンド」、6月18日公開決定
2016年1月29日 11:00

[映画.com ニュース] トム・ハーディが1人2役で双子のギャングを演じた主演作「レジェンド 狂気の美学」が、6月18日から公開されることが決まった。
同作は、1960年代ロンドンで暗躍した双子のギャング、クレイ兄弟の栄光と破滅を描いた実録クライムサスペンス。ロンドンの貧しい家庭に生まれ、暗黒街のトップにのぼりつめたクレイ兄弟は、イギリスでは「切り裂きジャック」と並ぶと言われるほど、同国犯罪史上に名を遺す犯罪者として知られている。
殺人も辞さないなど暴力で裏社会を支配し、スタイリッシュなスーツを身にまとい、数々のナイトクラブのカリスマ経営者としてその手腕を発揮。有力者とも繋がりがあり、政治的にも社会的にも大きな力を有した2人には、警察の手も及ばない。そんなクレイ兄弟の生き方やスタイルは伝説的に今もなお語り継がれており、過去にも「ザ・クレイズ 冷血の絆」(91)として兄弟の生涯が映画化されている。
主演作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が第86回アカデミー賞の作品賞にノミネートされ、自身も「レヴェナント 蘇えりし者」で助演男優賞の候補に挙がっているハーディが、スマートでビジネスの才能に長けているが歪んだ凶暴性を秘めたレジー・クレイと、精神的に不安定で衝動的な暴力癖のあるロニー・クレイを1人2役で演じた。ハーディは、今作でも英国インディペンデント映画賞やトロント批評家協会賞で男優賞を受賞するなど、高い評価を得ている。
レジーの妻フランシス役には「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」のエミリー・ブラウニング、ロニーのゲイの恋人役に「キングスマン」で注目されたタロン・エガートンが扮しているほか、「ハリー・ポッター」シリーズのデビット・シューリス、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」のポール・ベタニーらが共演。
「L.A.コンフィデンシャル」や「ミスティック・リバー」の脚本家として知られ、「42 世界を変えた男」などの監督作も手がけるブライアン・ヘルゲランドがメガホンをとった。
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