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「新藤兼人賞」授賞式で「トイレのピエタ」の松永大司監督が感涙

2015年12月5日 07:30

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(左から)進藤氏、岨手監督、松永監督、那須田氏
(左から)進藤氏、岨手監督、松永監督、那須田氏

[映画.com ニュース] 日本映画の独立プロダクション50社によって組織される日本映画製作者協会が、将来性のある新人監督と優秀なプロデューサーに贈る2015年度の「新藤兼人賞」の授賞式が12月4日、東京・一ツ橋の如水会館で行われ、関係者が一堂に会した。

同賞は、日本映画界の人材育成を目指す製作者(プロデューサー)たちにより、1996年に創設。「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」というプロデューサーの観点で選考が行われる新人監督賞。過去に是枝裕和橋口亮輔李相日西川美和佐々部清中村義洋呉美保らが受賞し、その後の活躍から新人監督の登竜門として高く評価されており、今年で20回目を迎えた。

長編処女作から3作品までの新人監督107作品を対象に選考が行われ、15年度の金賞は「グッド・ストライプス」の岨手由貴子監督、銀賞は「トイレのピエタ」の松永大司監督が受賞した。岨手監督は「この賞は遠い世界の話だと思っていましたが、今まで沢山の人にチャンスを与えてもらってここに立てたことに感謝します。もうちょっと頑張れというメッセージだと受け止めています」と挨拶。松永監督はあまりの嬉しさに感涙し、「いい映画を作って、支えてくれた全ての方々に恩返ししていきたい」と言葉を搾り出した。

プロデューサー賞は、優秀な作品の完成に貢献したプロデューサーや企画者を評価し、その功績を称えるために05年に創設され、今年で11回目を迎えた。過去には、桝井省志氏、新藤次郎氏、亀山千広氏らが受賞している。今年は「映画 ビリギャル」を製作した那須田淳氏(TBS)と進藤淳一氏(フイルムフェイス)が受賞。那須田氏は「新たなチャレンジをしなければならない中で、新しい出会いにも恵まれた。進藤さんとは4作目で、一緒に受賞できて嬉しい」と述べ、進藤氏は「仲間たちからやっとプロデューサーとして認められて嬉しい。今回は有村(架純)が一番頑張ったと思う」と喜びを語った。

講評は岡田裕審査委員長が行い、06年に「寝ずの番」で自身も金賞を受賞している津川雅彦が乾杯の音頭をとって、新人監督、プロデューサーたちの受賞を祝った。

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