「白鯨との闘い」映画化実現の決定打は主演クリス・ヘムズワースの熱意だった!
2015年12月3日 17:00

[映画.com ニュース] クリス・ヘムズワースとオスカー監督ロン・ハワード(「ビューティフル・マインド」「アポロ13」)がタッグを組んだ映画「白鯨との闘い」の製作秘話を、ハワード監督と原作者のナサニエル・フィルブリック氏が明かした。
ハーマン・メルビル氏の名著「白鯨」に隠された真実を描いた、フィルブリック氏によるノンフィクション小説を実写化。舞台は、捕鯨業全盛期の1819年。1等航海士オーウェン(ヘムズワース)と21人の船員を乗せて出港した捕鯨船エセックス号。荒波を乗り越えて鯨を追う一行だが、太平洋のど真ん中で体長30メートルの巨大鯨に襲われ、船は沈没。命がけの漂流生活を余儀なくされる。
2000年に出版され、アメリカの権威ある文学賞のひとつ、全米図書賞のノンフィクション部門を受賞した原作小説には、当然ながら映画化の話が多数持ち上がった。「本が発売された後、映画化権はすぐに売れたんだ。それから映画化が実現しそうになったことは3回あったんだけど、すべてうまくいかなかった」(フィルブリック氏)。ただ、映画化権が買われても実現しないのは業界では珍しくない。フィルブリック氏によれば、その状況に光を当てたのは、主演のヘムズワースだという。「これは本当に恵まれていたと思うんだけど、クリス・へムズワースが興味を示してくれたんだ。しかも、クリスはロン・ハワードにこの企画を力強くプッシュしてくれた」。
「ラッシュ プライドと友情」(13)でもヘムズワースと組んだハワード監督は、その才能を絶賛しながら、ヘムズワースの熱意に後押しされる形で参加を決意したと語る。「彼はこのプロジェクトにものすごい情熱を持っていた。だから、クリスが僕にこの話を持ってきてくれたとき、この映画をやらないわけにはいかないと思えたんだよね」。主人公オーウェンのようなリーダーシップを発揮したヘムズワースは本作で過酷な減量にも挑戦しており、「アベンジャーズ」シリーズのソー役に代表されるようなマッチョな姿とは程遠い“激やせ姿”をさらしている。
「白鯨との闘い」は、「007 スペクター」のベン・ウィショーがメルビル氏に扮するほか、「リンカーン 秘密の書」(12)のベンジャミン・ウォーカー、「ダークナイト」シリーズのキリアン・マーフィ、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(14)のブレンダン・グリーソン、17年全米公開予定の新「スパイダーマン」の主役を射止めたトム・ホランドらが脇を固める。2016年1月16日から全国公開。
関連ニュース





「映画『F1(R) エフワン』」あらすじ・概要・評論まとめ ~ファンタジー性とグラフィックに酔う“F1プロパガンダ”~【おすすめの注目映画】
2025年6月26日 09:00

映画.com注目特集をチェック

「鬼滅の刃」無限城編&超人気アニメ映画が【500円】で観られる!
【絶対にこの記事を読んでから観て】確実に損しないオトク情報
提供:KDDI

売春婦殺人事件、深刻な麻薬汚染…
遺体発見。妹でないことに、少しだけ安堵した。【現代の闇を描く、注目の衝撃作】
提供:BS10スターチャンネル

絶対に開かないでください。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
提供:ワーナー・ブラザース映画

雪風 YUKIKAZE
【観て、心から本当によかった】「コード・ブルー」「海猿」に涙した人にもオススメしたい新たな傑作
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークス

なんだこのとんでもない映画は!?
【観ないのは映画人生の損失?】狂気的なクオリティでぶち抜く“常識外れの超高評価作”
提供:東映

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【ボロボロ泣く感動超大作】両親を失った少年の、再生の物語。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある!
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を“まさかの方法”でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】観てきたけど…マジ最高!! 究極のスリル、圧倒的な感動、全瞬間が限界突破!!
提供:東宝東和