新人監督の登竜門「新藤兼人賞」 本年度金賞は「グッド・ストライプス」岨手由貴子監督に
2015年11月17日 12:00

[映画.com ニュース] 日本映画製作者協会が、将来性のある新人監督を選出して贈る2015年度の「新藤兼人賞」受賞者が決定した。金賞は「グッド・ストライプス」の岨手由貴子監督、銀賞は「トイレのピエタ」の松永大司監督に贈られる。
今年で20回目を迎える同賞は、日本映画界の人材育成を目指す製作者たちによって1996年に設立。「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」というプロデューサーの観点で選考が行われる新人監督賞で、過去には是枝裕和、橋口亮輔、李相日、西川美和、佐々部清らが受賞。受賞者のその後の活躍から、新人監督の登竜門にもなっている。
今年の選考対象は、14年12月から15年11月に劇場公開された新人監督作(長編処女作から3作目まで)107作品。その中から、金賞は、これが長編デビュー作だった「グッド・ストライプス」の岨手監督、銀賞は、これまでドキュメンタリー映画で活躍し、初めて長編劇映画でメガホンをとった「トイレのピエタ」の松永監督に決まった。
あわせて、優秀な作品の完成に貢献したプロデューサーや企画者を称えるプロデューサー賞も発表され、「映画 ビリギャル」を送り出した那須田淳氏と進藤淳一氏に贈られることが決まった。
授賞式は12月4日、如水会館(東京都千代田区)で行われる。
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