映画ファン選定「大どんでん返し映画」ベスト5!第1位に輝いたのは?
2015年9月2日 13:00
[映画.com ニュース] ラストのどんでん返しが本国で話題をさらったドイツ発のミステリー「ピエロがお前を嘲笑う」の映画ファン向けの試写会で、配給のファントム・フィルムが「最も衝撃を受けた“どんでん返し映画”ベスト3は?」とのアンケートを行い、総勢324人が回答した。
2位以下と大きく差をつけて第1位に輝いたのは、M・ナイト・シャマラン監督の代表作「シックス・センス」(1999)。ブルース・ウィリス演じる小児精神科医と、ハーレイ・ジョエル・オスメント扮する“死者が見える”少年の交流を描く本作では、冒頭から張りめぐらされた伏線が見事に回収されており、シャマラン監督を一躍スターダムに押し上げたことでも知られている。
第2位は、革新的な映像表現が公開時に話題となったクリストファー・ノーラン監督の「インセプション」(10)。“他人の夢に入り込んでアイデアを盗む”といった斬新なアイデアもさることながら、その設定を巧みに利用したストーリーも高評価された。ノーラン監督は、長編2作目の「メメント」(00)も第5位にランクインしており、“どんでん返し映画”の名匠として押しも押されぬ存在であることを証明した格好だ。
ベスト5は、下記の通り。
そのほか、候補に上がった主な作品には、「バニラ・スカイ」(01)、「エンゼル・ハート」(87)、「トゥルーマン・ショー」(98)、「マシニスト」(04)、「ジェイコブス・ラダー」(90)など。ハリウッドリメイクも決定している「ピエロがお前を嘲笑う」だが、これらの力作に迫ることができるか、映画ファンの期待が高まる。
「ピエロがお前を嘲笑う」は、突然警察に出頭してきたハッカー集団「CLAY」のメンバー・ベンヤミン(トム・シリング)の聴取を行う女性捜査官が、整合性のあわない供述に疑念を持ち、裏づけ調査を行ううち、ベンヤミンの意外な素顔に迫っていくさまを描く。9月12日から全国公開。