エンゼル・ハート
劇場公開日:1987年6月13日
解説
ウィリアム・ヒョーツバーグの小説「堕ちる天使」を、名匠アラン・パーカー監督が見事に映画化したオカルト・ミステリー。1950年代のブルックリン。私立探偵ハリーの元に、サイファという男から高額の依頼が舞い込む。それは、大戦後に失踪した人気歌手ジョニーを探してくれという内容のものだった。彼は早速調査を開始するのだが、行く先々で不可解な殺人事件が起こり……。謎の人物サイファをロバート・デ・ニーロが怪演。
1987年製作/113分/アメリカ
原題:Angel Heart
配給:東宝東和
スタッフ・キャスト
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初めて見た時の衝撃を未だ忘れられません。
久々に再鑑賞しました。
動画配信で見つからず身損ねていましたが近くのTSUTAYAが閉まるのもあり思い切ってDVDを借りてみました。
ミッキーロークの美しいこと。
ぞくりとするような色気には改めて驚きました。
ブラットピットなぞには決して出せないセックスアピール。他の俳優と一線を隠しています。
演技も上手いではないですか。
あんな整形してしまい、残念です。
ストーリーは初めてみた時ほどの衝撃はないものの、耽美な映像が美しく、サスペンスとしても脚本がよくできており、完成度は高いです。
デニーロはさすが。
思ったほど出番はないですが、茹で卵のシーンなど忘れられません。
シャーロットランプリングも出ていて驚きました。
エピファニー役も素晴らしい。
好き嫌い分かれるでしょうが、私は好きでした。
ミッキーロークにはもっと活躍して欲しかった。
映画の脚本だけだと、やっぱ真犯人はデニーロ君で、全部ローク君に罪を着せるための芝居、っていう解釈もできちゃいます。なぜならこの脚本では、デニーロ君が悪魔で、悪魔と契約して逃げたローク君を追い詰めるためにローク君をやとった、という点を、明示していないから。
でも、センスいい映画だからそのセンスを楽しめばいいのであって、面白いです。
この手のオチの元祖か。
重くエグい。
ミッキー・ローク好演だが、このボロボロタフガイモテ白人の演技プランは、12モンキーズ辺りでブルース・ウィリスに完全に持ってかれたね。
デ・ニーロ、納得の大役且つ珍役。
まだ推せる。
2018年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
ニワトリが苦手で、死人が出るような事件を扱ったことのない私立探偵エンゼル。歌手のジョニーの交友関係を当たっていると、その証言者が死亡。いきなり殺人事件の容疑者になりそうだったので、仕事から降りたいと願い出たが報酬が魅力だった・・・次々と死者が出て、ブードゥ教の儀式と密接な関係がある。
ジョニーの行方が雲をつかむように消えてゆく。ブードゥーもキリストも嫌いというところから、もしやと思いつつ、結構エロいのでのめりこんで見てしまう。エピファニー(リサ・ボネ)という17歳黒人女性はジョニーの子。しかもすでに子持ちだ。そんな彼女とも関係を持つところなんて正に悪魔的。
結局、ジョニーはエンゼル自身だったというオチだが、サイファ(デ・ニーロ)がルシファーの化身だとか、安っぽいオチなのが気に入らない。だけど、シャーロット・ランプリングのヌードや、リサ・ボネのヌード・・・艶っぽすぎ!しかも腋毛も生やしているし、エロエロ・・・ストーリーなんてどうでもよくなってしまう。