「起終点駅」本田翼演じるヒロインの過去エピソードを描くDVD、劇場公開前に発売!
2015年8月19日 06:00
[映画.com ニュース] 直木賞作家・桜木紫乃氏の小説を、佐藤浩市と本田翼の初共演で映画化した「起終点駅 ターミナル」の公開を前に、本田演じるヒロイン・椎名敦子の過去を描くオリジナルドラマが収録されたDVD「本田翼 in 起終点駅 ターミナル」が9月16日に発売されることがわかった。
「起終点駅 ターミナル」は、北海道・釧路を舞台に、愛した女性を死に追いやった悔恨を抱える国選弁護人・鷲田完治(佐藤)と、鷲田が弁護を担当する秘密めいた女性・敦子の心の交流を静ひつなタッチで描く。「地下鉄(メトロ)に乗って」(2006)、「種まく旅人 くにうみの郷」(15)の篠原哲雄監督がメガホンをとり、小林武史が音楽を担当。中村獅童、和田正人、音尾琢真、泉谷しげる、尾野真千子らが出演する。
「本田翼 in 起終点駅 ターミナル」では、映画本編では踏み込んで描かれることのなかった敦子の生い立ちを全4編にわたって掘り下げる。本編では敦子の過去にまつわる秘密が物語の重要なキーになっており、敦子の人物像や人知れず抱える思いを知ることで、映画本編をより深く理解できる内容となっている。ドラマは全編モノローグ仕立てになっており、「アオハライド」(14)など明るく天真らんまんな役が多かった本田の、従来のイメージとはひと味違う演技にファンの期待がかかるところだ。
なお、DVDには前日譚のほかに、メイキング映像や篠原監督と脚本を務めた長谷川康夫の対談、本田のインタビュー映像などが収録される予定。「本田翼 in 起終点駅 ターミナル」DVDは、9月16日発売(レンタルは10月2日開始)。「起終点駅 ターミナル」は、11月7日から全国公開。